はけたけ宗匠のブログ

本業である刷毛についての話や、日本空手道昇禅会の本部師範として指導している道場の話、趣味の話

大津の天然すっぽん料理

2009-11-29 12:04:04 | グルメ

11月14日滋賀県大津市のすっぽん料理の「きたむら」さんで、すっぽんのフルコースを頂いて来ました。地元の仲間6人を引き連れて、7名での会食です。01_4

02_2 

03_2

琵琶湖に注ぐ川で捕れた、天然のすっぽんを自前の井戸水は張った水槽で数日飼ったものを、調理します。オス、メス一ひとつがいを解体。まずは、首を切り落とし、井戸水を注ぎ込みすっぽんの血の水割り。他のすっぽん屋さんでは赤ワインで割ることが多いが、井戸水割りは、全く臭みも無く、スルット喉に入り飲みにくさはゼロ。04_2

内臓は体に良いという事で、まずは心臓の弱そうな二人がコップの中の井戸水にすっぽんの心臓を投入し一気飲み。続いて胃弱な人二名が胆のうを一息に飲み干しました。

05_2 05_3                    

いよいよ、すっぽん料理の始まりです。まず口取りにすっぽんの肝臓を湯引きして、塩とレモンでさっぱり味付けた逸品。

これで、今日の肝臓(ガンマー)もこれで大丈夫!!

この後、肩肉と06たまごのお刺身(しょうが醤油で頂きます)

順番にそれぞれの部位を煮込みながらすっぽん鍋を賞味。

  07                  

私の一番のお勧めは左の写真にある「えんがわの煮込み」

コラーゲンたっぷりで、ぷるんぷるん!!

日本酒「剣菱」を鉄瓶で燗をつけながら頂くのは格別。

これでもか、と言わんばかりのボリュウム満点。これで、雑炊まで食べることが出来るかをいう思いを他所に、ぺろっと完食。特注の分厚い土鍋でコトコト煮込み決して沸騰させない為、くどさが無く、いつまでもさっぱり頂けます。

すっぽん料理と言ったら大津の「きたむら」さんがお勧め!!

予算は概ね一人二万円前後(酒代を含む)  


商売繁盛の酉の市

2009-11-29 12:03:16 | うんちく・小ネタ

毎年11月の酉の日に行われる酉の市に出掛け、商売繁盛を祈願しています。

01_5

今年は一の酉11月12日に中村区にある素盞男神社に行ってきました。

「酉の市」は古くから関東地方に根強い信仰を持った民間の商売繁昌、家内安全を祈る行事です。

俗に、「おとりさま」と言い、天ノ日鷲大神を祭神とし、毎年十一月の酉の日に社頭にたった「市」のことだそうです。02_3

商売繁昌を願う人々が招福の熊手、箕、宝船、縁起の良い財宝、福寿を求めて、「取り込む」「熊手でかき込む」等の縁起を祝ったそうです。

ここ、中村では 素盞男神社の摂社に大鳥大神様をお祭したのが昭和24年だそうです。

私どもでは、先代、竹治の時代より毎年酉の市のご祈祷を受け、商売繁昌を祈願するのが、年中行事の一つになっています。


桐箱屋さんからの依頼

2009-11-29 10:46:01 | はけ・刷毛

名古屋市中区丸の内で代々桐の箱を製造している杉本幅生堂さんの依頼を受け、桐箱に砥の粉を刷り込む専用の刷毛を作りました。

Photo_3 現在使っている刷毛は、先代から使っている物で、毛が磨り減って、毛丈が2~3cmほどになっていました。

自分で購入した刷毛は、先代さん愛用のものには到底及ばないもので、結局、先代からの刷毛を使っているとのことを聞いたのが今年の4月中旬でした。先代さんからの刷毛が三段綴じだったので、「一段目を刃物でカットしてやれば、毛の長さが5~6mm長くなるのでもうしばらく使えますよ。」と応急的なアドバイスをしました。

本来、これくらいであったろうと思われる「毛の長さ」「毛の厚み」「毛の幅」などをお聞きしました。この刷毛に適している毛組の刷毛を製作した際に、一緒に作りますと、言って約束してから半年以上が経ってしまいましたが、やっと出来上がり、杉本さんの所へ届けに行きました。

縁は異なもの、味なもの!!届けに行った翌々日がNHKテレビ「ほっとイブニング 東海の技」の取材があるということでした。それも、二年前に私が取材を受けた辻本キャスターだそうで、二度びっくりでした。

刷毛を使う場面が放送されるかどうか分からないけど、丁度良かった。この刷毛を使わせてもらいます。という杉本さんの弁でしたが、残念ながら刷毛を使う放送のシーンはありませんでした。


お千代保稲荷で見つけたもの

2009-11-29 10:04:56 | うんちく・小ネタ

11月7日お千代保稲荷の本殿から西に向かって鳥居をくぐった前にある公園にコンクリートの瓦礫のようなものが恭しく設置されているのを見つけました。

Photo  すぐ横に併設されている石碑を見ると、国歌「君が代」の歌詞に歌われることで知られる「さざれ石」と言う事です。

01_3 さざれ石について、チョット調べてみたらこんなことが書いてありました。

小さな石の欠片の集まりが炭酸カルシウムなどに埋められ、ひとつの大きな石の塊に変化したもの。「石灰質角れき岩」とも呼ばれる。

石灰岩が雨水で溶解し、石灰質の作用により、小石がコンクリート状に凝結して固まって出来るそうです。

伊吹山が主要産地。


秋の昇級検定

2009-11-29 09:44:20 | 空手

10月18日(日)本部道場にて秋の昇級検定が行われました。

01 折りしも、新型インフルエンザの大流行の最中でした。

検定受験予定者約100名中半数以上が欠席し48名が受験することとなりました。02

検定前の練習も、道場によっては、指導者及びその家族がインフルエンザに感染し、感染拡大防止のために一週間道場を休止したり、学校が学級閉鎖の為、自宅待機ということで、検定前にも関わらず、道場に通えなかった生徒など・・・・・

03 検定の出来を見ても、やや練習不足の感は否めません。04

また、当日、インフルエンザ感染の可能性ありということで欠席した生徒は、特別措置として、翌月11月6日(金)に本部道場1F第一道場にて臨時試験を行いました。

インフルエンザ流行と言う条件の悪さがあったものの、結果として、三割以上の生徒が不合格と言う結果になってしまいました。

合格した人、残念ながら不合格の人、結果は結果として受け止め、次の目標12月6日の服部禅兵杯入賞目指して、気持ちを切り替えましょう。