Ninja1000はとてもいいバイクだった。加速時にアクセルを閉じないでクラッチ操作をすると、まるでラリーカーのギアチェンジの様なメカニカルサウンドがするので好んでやっていた。
次のバイクは総重量が210kg以下で馬力は110馬力以上は欲しい。ネオクラシック系はどうも好きではないので近頃の風潮からすると選択肢があまりない。最近は2年ごとにバイクを乗り換えているが仕事が忙しいのでスクーターを買ってしばらく休む予定だった。ところがというか、やはりというか違うバイクに乗りたくなってしまう。
当初はCBR1000RRの予定で試乗しに行ったりしていたが結論は前にレンタルバイクで乗ったGSX-R1000と同じでポジションが辛いのが問題という事。今回は買う気で試したのでハッキリしたが、セパハンが低い事が窮屈の原因だと信じていたのが間違いだった。新型のCBRは旧型よりもポジションが窮屈に感じられバイク屋氏に聞くとシートとの兼ね合いでステップが近いかもしれないらしい。当然のことながらバイクのライディングポジションはハンドル、シート、ステップの3点の相関によるもの。足に注意していないとハンドルの感じ方も結論が異なってくる。
ハンドリングに関してはGSX-S1000FからNinja1000に乗り換えたときはコーナーがとても安定していると感じたが、どうやらこれはセパハンモドキの低いハンドル位置にあるようだ。もちろんスロットルの反応も重要。GSXは敏感に反応するのでライディングが上手い人向けだな。シートとステップ位置の関係はこれらのバイクはツーリングバイク的なので足が楽。自分にはそこそこ低いハンドルと楽な足の位置から来るポジションが向いているようで、その後バイクカタログをよく見てみるとNinja1000やZ900などはハンドル位置が低くとられていると感じたからKawasakiがそのまま買うならいい選択なんだと思う。でもトラコンとエンジンモードは欲しいと思っている。
以上を理解したうえで次のバイクを選んだ訳だがMT-09SPはハンドルを低くできるのか? フロントサスが長いようだが、低いハンドルにして変な乗り味にならないかが当面の問題。ネットでハンドルを交換している記事があるので大変参考になる。中古を探してはみたが価格が高いので新車になった。オーリンズのサスが付いているがバイク屋氏に違いが解るかな?と聞いたら解るとの答え。次のバイクは何になるにせよ絶対オーリンズを入れる予定だった。
3気筒エンジンは初である。昔、KawasakiにSSやKHなるバイクがあったが世代違いで乗る機会は無かった。SSやKHは2ストだが2ストはオフロードバイクの方が向いてるだろう。オンロードの2ストはこの年齢ではかなりキツイ。
Essai Yamaha MT 09 SP (Modèle 2018)
V-STROM1000は235kgでダートの林道は辛かったから軽いMT-09に期待しているが、仕事が忙しくて林道に行くのは難しそうだ。リアサスに手回しで調整するダイアルが付いている。これはNinja1000の時にも重宝したのは記事に書いた。低速であれば走りながらダイアルを回せたので楽だった。
ウインドスクリーンを付けることも検討するがNinja1000に付いていたのとか小型のものは効果がやはり??。V-STROM1000とむかし他のバイクに付けたMRAのヴァリオツーリングは良かった。ただハンドルを交換するとメーター位置が変わってウインドスクリーンが付けられなくなる可能性もある。
Z900がトラコンとかエンジンモードが付いていたら自分にはベストの様な気もするがNinjaからの乗り換えだから残念だが買い候補には入らない。
**いま再確認したらナントZ900が2020/1からトラコンとエンジンモードを搭載らしい。ハンドルはバーハンでやはり少し高い位置のようだ。でも低く出来るだろう。車両重量は213㎏。ヘッドライトのデザインがちょっと可愛らしすぎる。
また次の楽しみができたようだ。数年後に中古で買うリスト入り。Å