独り言を『ささやいていく』適当に!

後で『思い出すため』に書くメモ代用のブログです。

陰陽師0【映画の感想】

2024-10-21 23:09:57 | ⑤長めの感想(映画+アニメ)

2024年のファンタジー映画、ある意味で勉強になったがダメな映画。

 

平安時代、占いが国の運命を決めており、占いは陰陽師が行っていた。

町で殺人事件が起きたことで、犯人を捜すことになるが・・・みたいな感じの話。

 

この映画は、大きな意味で3つの話になっていた。

1つ目は、重要な役職の男が殺されて、その犯人を見つける話。

2つ目は、姫様みたいな女性と位の低い男の恋愛話。

3つ目は、主人公の安倍晴明が自分の両親を殺した犯人を捜す話。

しかし2時間近くの時間がありながら、それらが上手く描かていたかと言えば疑問。

 

とりあえず冒頭から10分くらい映画の世界観とか状況を説明してるんだけど、長い。

そして学校の講義聞いてる感じで眠い。

色々語るのはいいけど、面白味もなく、何が重要なポイントかも見えないので観ていてツマラン。

 

序盤は、全体像よりも主役の安倍晴明について描いた方が、いいじゃね?とか思いながら退屈に観てた。

殺人事件が起きた辺りから、『作品の方向性』が見えてくるので、印象は多少マシになる。

しかしマシにはなったけど、別に面白いわけでもない。

語るとこが、あまりない映画で空気感もあるので、すぐ忘れそう。

 

この映画を観て思ったのは、映画のブログを書く時に『あらすじを永遠と書くのは良くないな!』と良い意味で勉強になったがダメな映画だった。冒頭からダラダラ世界観の説明してる映画と同じ。注意したい

 

 

■色々思ったこと。

・1000年前の人間を描くということで、分かりやすくするために現代の言葉に変えていたけど、それにより「令和の人間」が平安時代の人間のふりをしているようにしか見えない。会話の仕方や演技自体も現代的なので奇妙。

・冒頭の説明で大きな字幕が『ドーン』と何度も連発して出て来るので、正直かんべんしてくれ!と思った。ギャグ?

・殺人事件の話だけど、犯人を捜すというサスペンス・ミステリーとしては、出来が悪い。

・途中で派手なVFX・CGシーンが見れるけど、実写映画「進撃の巨人」を連想した。安倍晴明が長髪になるので、エレンイエーガーみたいに見えたり。