Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

中高年の転職ブーム到来です。

2024-11-08 23:57:09 | 日記
10月後半に入った辺りから、YouTubeのおすすめ動画に、「40代、50代の転職」に関するものが増えています。


以前も存在はしていましたが、内容は「今の職場で頑張りましょう!」や「経験職種で転職しましょう!」と云う、厳しい現実を踏まえた内容が多かったです。

未経験での転職は、ドライバーやビルメンなどの中高年が比較的就職しやすい職場を勧めるものが多かったです。

当たり前ではありますが、日本では40歳を過ぎた辺りから、転職のハードルが急に上がります。

もちろん、中高年でも中小零細企業の場合は、まだまだチャンスはありますが、如何せん給与や待遇、勤務時間などはあまり期待できません。

過酷な状況の中でも、やる価値があると本人が思えるのであれば、それもよいかと思います。

当然ながら、未経験で給与や待遇、社会的地位などを「それなりに」求める場合は、ドライバーが一番現実的かと思います。

内勤を希望する場合でも、一端ドライバーとして就職し、1、2年経験の後に運行管理者から内勤にスライドした方が、職場にも馴染みやすいですし、気持ちよく勤務が出来ると感じます。

やはり、直接部門を知っている内勤は、知らない内勤よりも会社はその存在を重く感じてくれます。

内勤の仕事でも、若い同僚から煙たがられ、居たたまれない気持ちで日々仕事をするよりは、直接部門で予め実績があれば、多少まごついても仲間として観てくれます。

そんなことから、比較的無理の無い中高年の転職先として、バス運転士やトラックドライバーを勧めています。

実質的な選択肢が減少する社会(中高年編)。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

先の記事で、若者の実質的な職業の選択肢が減少する中での生き方について、私なりに提案させていただきました。実質的な選択肢が減少する社会(若者編)。-Mr&#...

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さて、最近転職市場が都や国の政策で、再び活発化してきています。

この事は、今まで不遇を感じていたアラフィフ、アラフォー世代も最後のチャンスを得られる可能性が大きいです。

中高年でも、本来なら門前払いを食らうようなITの仕事にも転職をすることが出来るかもしれません。

しかし、注意してほしいことは、出来れば職場に衛生管理者が選任されている規模の職場(従業員50人以上)を選んでほしいです。

衛生管理者の役割とは?資格の種類や受験資格、選任が必要なケースをわかりやすく解説│フードテックWeek

一定規模以上の事業場では、労働者が安全に働けるよう、衛生管理者の選任が必要です。事業規模や事業内容に応じて、選任が必要な人数や必要な資格の種類は異なるため、注意...


衛生管理者がされている職場は、勤怠管理や健康管理と云った労務管理がある程度しっかりしています。

逆に云えば、選任されていない職場の労務管理は、ほぼいい加減なところが多いです。

中高年になると、身体も自愛しながら仕事をすることも、長く続けるためには必要になります。

若い頃と違い失敗が許されず、一度の転職の失敗が命取りになる場合があります。

再び厳しい状況にならないためにも、慎重な転職活動をお願いしたいものです。


なお、IT関係は中高年で就職する場合は、ネットワークエンジニアなどのITインフラ系か、若い人が食散らかした案件の後始末の場合があります。

前者の場合は、最初はCCNAと云うシスコ社の資格を取得後、1から3年位は少ない給与で実務を行いますが、その後は比較的安定した給与でが貰えそうです。

後者は、穴ぼこに落とされたケースになりますので、自分の生活を大切に賢明に選択することが必要です。

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