バス運転士は、一般ドライバーに比べて、ドライビングテクニックに優れると思われがちですが、そんなことはありません。
もちろん、観光バスのドライバーはドライビングテクニックが優れる方が多いのは事実ですが、路線バスの運転士は一般ドライバーとテクニカルな面んでは大して変わりません。
そのため、ドライビングテクニックに頼らない法規運転や基本動作を徹底した運転を行っている方が多いです。
バスの運転は事故をした場合、乗客のも巻き込まれ、怪我人も多数発生する可能性が高いです。
そのため、事故を起こさない運転を他の運転職よりも徹底することは、必然的なことと感じます。
例えば70人近くの乗客を乗せて、事故をした場合は、どれだけの怪我人などが発生するかは分かりません。
一般的に大惨事というものを簡単に起こすことが出きる、極めて危険で責任重大な業務なのです。
その様に責任が重大なこともあり、安全運行は如何なる事態にも優先して考えられます。
なかには、責任の重大性に耐えられずに、退職していくバス運転士もいます。
元貨物運送のドライバーの方は、はじめはドライビングテクニックに頼った運転をしがちですが、責任を自覚すると法規運転に徹するようになります。
上手な運転は、早い運転ではありません。バス運転士の場合は、事故を絶対に起こさない運転が上手な運転です。
どんなにドライビングテクニックの優れた先輩でも、一度の事故で全てが台無しになる可能性が高い仕事が、バス運転士です。
この事に気付いたバス運転士は、年数を重ねるごとに法規運転に徹するようになります。
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