Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

バス会社への就職は、懸命な選択か?

2024-08-18 12:11:08 | スキルアップ
バス運転士になって、何か専門性を身に付けることはできるのでしょうか?

前回の記事について、おそらく選択肢の多い若い人は思われることがあると思います。

こんな仕事続けてて、何になるのか? - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

バス運転士の仕事で、誰でも感じ退職理由にもなり得るものとして、「こんな仕事続けてて、何になるのか?」と云うものがあります。「毎日同じ作業を淡々と続けている...

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それに対しては、自分で本を読んだり、資格の勉強をして自分で探るしかありません。

会社の人事制度は、必ずしも本人が頑張ったつもりでも評価をされないこともあります。

逆に、なんとなく仕事の中で行っていたことが評価をされ、戸惑うこともあります。

自分が評価をして欲しいことと、他人が評価していることは、しばしば異なることがあります。

評価する側は、「個人の人生より会社の繁栄」を一義的に考えるものだからです。

適材適所の考え方は、先ずそこから始まっていることを充分に理解することが大切です。

バス運転士の場合は、業務に必要な資格や分野を勉強することが、必然的に評価されやすいです。

バス運転士におすすめの資格。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

バス運転士になるためには、大型二種免許は必須です。これがないと肝心のバスが運転できないため、全員が取得するものです。但し、折角バス運転士になりバス業界に足を踏み...

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そこから先ず固めて、その後自分の評価してもらいたい分野を勉強したりアピールすることが、流れとして無理の無い方法になります。

以前、どこの会社にもある人事制度について説明しましたが、会社や組織は必ず一定基準以上クリアーして欲しい項目があります。

バス運転士の評価基準について。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

「元トラックドライバーで、運転技術はピカイチの筈なのに、何故に会社は評価してくれないのか?」と云う運転業務の経験者の方からの話をよく耳にします。確かに高度...

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この各項目には、自分の不得意分野や興味の薄いものもあると思います。

しかし、職業人としては最低でも評価の足切りラインだけはクリアーする必要があります。

仮に、一点だけでもクリアーしても、他の項目で足切りを割っている場合は、評価のテーブルに上がらないのです。

一芸を極める努力を否定してはいません。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

先日、キャリアの一点豪華主義よりも平均的に満遍なくキャリアを築くことの方が、評価が高くなる旨を記事にしました。人事評価基準について思う事。-Mrᦁ...

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足切りに掛かりそうな場合や、足切りを割っている場合は、管理者から事前に指摘されたり叱責されます。

要するにこの指摘、叱責された部分に対しては、必ず是正する努力をしてから自分の評価されたい分野への努力を始めるべきです。

最近では、フリーランサーや個人事業主も増えてきてはいますが、この場合は顧客や親受の意見がそれに当たります。

バス運転士経験者からフリーランサーへの道。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

先日、youtubeで「貞山放送鉄生」と云うチャンネルを視聴しようとしたところ、案件動画がUPされていたことに気付きました。何かと思い見てみると、ドライバー...

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但し、事業主の場合はその意見の全てがためになるものかは、分かりません。

意見の採用も、全てが自己判断によらなければなりません。

この自己判断の適正な物差しを獲得するためにも、従業員として大きな組織体の中で揉まれることは無駄になりません。

私は、もともとは独立開業やフリーランサーとして仕事を行いたいと考えていた人間です

しかし、昨今の世の中の状況を鑑みると、必ずしもその希望していた生き方に魅力を感じなくなっています。

ここ15年ほどの傾向ですが、正攻法で物が売りづらい状況が各分野に拡大してきています。

給与が高い分野も、株価の影響を受けやすく、場合によってはある日突然に給与や報酬額が1/10になることも予想する経済学者もいます。

運を天に任せる。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

現在、テレビやYouTube、X(旧twitter)上で年内に日本で能登半島地震を上回る地震が起こることに対する警鐘を度々散見します。また、世界的な新たなパンデミックに対...

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非常に不安定で「板子一枚下は地獄」の世界観を感じざるを得ません。

この状況に対して、若い人には非常に酷で先を生きる人間として、申し訳ない気持ちもあります。

しかし、事実は事実として受け止めて、その中で対応するしかありません。

幸いバス会社の多くは、鉄道会社が母体で経営状況も国や地方自治体のサポートもあり、比較的安定したサラリーマン生活が今でも可能です。

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出来れば、その環境の中で自分のキャリアを今のうちに構築して欲しいと願うばかりです。


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