
ベテラン運転士の運転は、安定にあると聞きました。
あらゆる道路の状況を経験から瞬時によんで、適切な対応を継続して行うことができます。
全く怖いと感じることが、ほぼありません。
進路変更のタイミングなども、適切でアクセルワークのみで運転している感じです。
私もバス運転士になったばかりの頃の新人研修において、ブレーキを踏まない運転をするように指導を受けたことがあります。
今の都会のバス会社の場合は、それが難しいのですが、田舎の道の空いた環境の場合、それが可能になります。
ブレーキを踏まない運転の良いところは、お客さんが運転を怖いと感じないところにあります。
都会の道の場合は時速45km以上は出さない方にしていますが、田舎の道の場合は時速55kmで走行するケースがしばしばあります。
その場合、ブレーキを頻繁に踏む運転をすると、運転の荒い印象を与え「怖い」という走行クレームが入ることがあります。
そのため、道路状況を瞬時によむ能力が重要になります。
本日、ベテラン運転士の運転するバスに乗りましたが、都会の道でブレーキを踏まない運転をしています。
これは、私にはできません。危なげ無い運転とはこの事を云うのだと感心しました。