秘話ってほど秘密にしているわけではないのだけど。
妹が
姪の命名について書いているので、私も真似して残しておこうかな・・・・と。
まずは、息子1号。
私はずーっと一人娘で育ってきて、歳の離れた第2子は、妊婦の「腹がとがっているから男の子」「顔がきつくなったから男の子」とさんざん周囲に言われた末に、男の子に間違われる元気な女の子が生まれた。
母は女5人男1人の、女系家族なので、自分が産むのは女の子と信じて疑わなかった。
だから、お腹で動き始めたときに名前は「花子」に決めてずっと、「花子ちゃん」と夫婦で語りかけていた。
(オットの母は、「花子は嫌いな友人の名前と一緒だから嫌だ」と言い続けていたが・・・・・嫌いなら友人をやめちゃえばいいのに)
出てきたのは女顔の男の子だった。
これは・・・・
『一太郎』にでもするしかないな・・・・
とつぶやくとオットの父は「それは男らしくていい名前だ!」と大賛成で(オット父の愛用のワープロソフトは『一太郎 VER5』)ちょっと焦った。
そういうセンスの義父母だったので、名づけ親になる気は満々だったが、「名前は何にしましょうか?と相談して、自分たちで決めなさいと言われたら、自分たちで決めたらどうだ?」という私の父のアドバイスは無視した。
ずーっと『花子ちゃん』と呼ばれていたのに、まったく違う名前でよばれたらBABYが混乱するに違いないと思い、似た響きの名前を探した。
(今、思えばぼーっとしている1号なので、どんな名前で呼ばれていようがわからなかったに違いない。)
音楽が好きな私たち夫婦の願いを込めて楽器演奏をする人にふさわしい名前にした。
息子2号の時には、胎名は『春花』だったのは、ほんの一瞬で、羊水検査で男の子だと早い時期に判明していたので『2号チャン』と呼んでいた。
女の子を心待ちにしていたオットとオット両親(孫は全部オトコ)の興味はこの時点で息子2号に対しては消滅した。
だから、名前を考える時間はたっぷりあったがオットは「顔を見てから考える」と関心なし。私と息子1号で考えていたのは「アスカ」
1号は、ウルトラマンなにやらに変身する隊員の名前だから・・・
私は「明日があるさ」が流行していたので、「明日歌」と考えていた。
生まれてきた赤ん坊の顔は、鼻がつぶれて迫力のある顔で「アスカ」という涼しげな響きは似つかわしくかなかった。
オットが考えたのは「げんさん」という呼び名だったので、「ゲンタ」にしようとかたまりかかったが、1号の名前に比べると響きが力強すぎる。
オット両親にいたっては「何でもいい」と・・・・
それで、弦楽器の「弦」の字をいれて、もう少しやさしい響きの名前にした。
こちらにもギタリストになってほしいという親の願望が多分に含まれている。
息子1号はすこぶる『音痴』だということが判明したので(私に似たんだ~)気の毒なことをしたと思っているんだけどね・・・・