今更ながら、親の有難さ・・・しみじみと

私が自分の実家に帰るなんてことは　いつも行き当たりばったりの突然の訪問である。気が向かないと親元には帰らないし　
最近では電話もしていなかったので
妹から「○○○とこは、みんな元気にしているんか？　最近　全く音沙汰ないけど・・・・」と気にかけてくれていたという。
今日はいきなりだったが、用事で和歌山まで出たついでに　実家に足を伸ばしてみることにした。
母親は、「じゃ、今から畑に行ってかぼちゃを抜いてくるわ。」と、せわしないことだ。
「暑いし、畑に行ってきてくれなくても良いのに…」と思ったけど、母は即行動です。田舎に着くと家の前まで出て私の車が着くのを待ってくれていた。

「これ、畑で作った　ピーマンやねん」と、黄色でししとうのようなピーマンだった。
「これは、なすび・さつま芋・ごぼう・ゴーヤも欲しいかい？」
「じゃが芋も　欲しいかい？」と、またまた　数十個頂いて来ました。
田舎は、野菜の宝庫ですぅ。　今　野菜の価格が高騰しているので本当に助かりますわ。

極めつけは、いつもお願いしている「どくだみ茶葉」を　乾燥させておいてくれていたのが　嬉しかった。
これは、智キチが大腸を悪くした際に投薬の影響から　顔に吹き出物、ニキビが頻繁に出るようになってしまってから
「どくだみ茶は　体の毒素を出してくれるからいいんやで…」と、言って　どくだみの葉っぱが生い茂る時期に　刈り取ってきてくれて
丁寧に洗い、乾燥させて置いてくれているのです。
いきなり行っても、こうしていつも用意してくれている事に　感謝・感激している私でした。　智キチももちろん　おばあちゃんには感謝ですぅ。

本日の和歌山南方面、山岳部は涼しい風が吹いて　心地よかったです。どう考えても　大阪の方が暑いし、湿度が高いと感じる。
山間を流れる川には、大勢のキャンプ客の群れが・・・・　車を見ると殆どが他府県からのお客さん。
懐かしいなぁ、子供らが小さかった頃に　川遊びもいっぱいしたし、あゆ釣りしたり、流しそうめんとかにも出かけたことも。
今では大きくなってしまい、家族で出かけることもままならない。　
やはり、子供が小さい時に、しっかり子供と関わってやることは、大事な事なんだなぁ～と、痛感する。
高価なお金をかけて　richな旅行もたまには良いかもしれないが、他にも楽しみ方はいっぱいあると思う。
私の親は、色々なことを体験させてくれた事で、思い出も沢山ある。しかし、夫は幼くして父親を亡くしているので
父子の関わりが殆ど記憶に残っていないらしく、だからこそ自分の子供とは沢山の想い出を作りたかったと言っていた。

夏休み、今は子供も大きくなってしまったけど、たまには親も子も童心にもどり
楽しく過ごす時間を共有できる時があっても良いんじゃないかと
思っています。　・・・・実現できると良いんだけどね。
まぁ、彼らの出演する吹奏楽を鑑賞させてもらえるのも　その一つだとも思いますがね。