今日(3/22)京都・南座の『三月花形歌舞伎』昼の部を見に行きました。
1.双蝶々曲輪日記 角力場
なんで相撲取りさんが遊女の身請け話で言い合いにならないといけないのか
わからないお話ですねえ。
尾上松也くん、初めて見ました。
遊女の吾妻で始めだけ登場ですが、爽やかな美形さんでした。
亀治郎くんは’つっころばし’の与五郎と力士放駒の二役。
放駒→与五郎→放駒 と5分くらいで若旦那と力士に替わっていました。
放駒の引っ込み(勝ってほめられて上機嫌)と
与五郎の引っ込み(手ぬぐいをかぶって恥ずかしそうな)、良かったです。
特に与五郎の見せ場(?)の花道で煙草入れや羽織をほいほいあげるところは
上手かったなあ。
獅童くんの濡髪長五郎はなかなか貫禄ありました。
台詞も歯切れがよかったように思います。
衣装が重そうでした。高い下駄で大変そう。何キロぐらいあるんやろ。
2.曽根崎心中
今回はコレが大本命。これだけでもいいやってぐらいです。
近頃私の中で人気急上昇中の壱太郎くんのお初と、お父さんの翫雀さんの徳兵衛。
むちゃくちゃ楽しみにしていました。
・生玉神社境内の場
舞台に藤棚がびゃ~っとあって、その下でお初と徳兵衛がいちゃいちゃ。かわいかったです。
チョイ役でしたが、田舎客の男女蔵さん、印象に残りました。もっと見たいと思いました。
九平次の亀鶴さんも上手かったなあ。ほんと嫌なやつだったなあ。
・北新地天満屋の場
徳兵衛の伯父の久右衛門が天満屋に来たときに、戸を開けようと階段を下りる
お初の仕草が、なんとも色っぽくて、かわいくて。
有名な縁の下のシーンは壱太郎くん、お初の芯の強さがよく出ていたと思います。
あともうひとつの有名な、お初が徳兵衛の手を引いての引っ込み、素晴らしかったです。
・曽根崎の森の場
お初が両親のことを思う件は、ウルウルっときます。
徳兵衛の潔白が証明されているだけに、切ないなあ。
義太夫さんに泣かせていただきました。
壱太郎くんほんと良かったです。
もともと上手い上に、若さと美しさは正義って感じ(何じゃそりゃ)。
そんな彼をお父さんの翫雀さんや、大ベテランの竹三郎さん、鶴亀さんが盛り立てるようで。
同じメンバーで10年後ぐらいに見たいと思いました。
3.連獅子
親獅子に獅童くん、仔獅子に松也くん、間狂言は亀治郎くんと翫雀さん。
獅童くんは素顔は目が細いのに、派手な隈取が似合いますね。
間狂言の亀治郎くんと翫雀さん。
コミカルな掛け合いはさすがです。
ふと昨年の「NINAGAWA十二夜」を思い出してしまいました。
踊りも上手いし、いつまでも見ていたかったです。
後シテは…10年後にもう一度みたいです。
今回は亀治郎くんの芸の幅広さと、翫雀さんの懐の深さ、
竹三郎さんのベテランの味、男女蔵さんと鶴亀さんの存在感、
そして壱太郎くんの若さだけじゃない堂々としたところを感じることができました。
とちり席には舞妓さんや芸妓さんらしき花街関係の方(?)らしき人たちが
20名くらいいらしてて、なんか顔見世みたいな華やかさでした。
さて、来月も壱太郎くんにあえるぞぉ~(^m^)
1.双蝶々曲輪日記 角力場
なんで相撲取りさんが遊女の身請け話で言い合いにならないといけないのか
わからないお話ですねえ。
尾上松也くん、初めて見ました。
遊女の吾妻で始めだけ登場ですが、爽やかな美形さんでした。
亀治郎くんは’つっころばし’の与五郎と力士放駒の二役。
放駒→与五郎→放駒 と5分くらいで若旦那と力士に替わっていました。
放駒の引っ込み(勝ってほめられて上機嫌)と
与五郎の引っ込み(手ぬぐいをかぶって恥ずかしそうな)、良かったです。
特に与五郎の見せ場(?)の花道で煙草入れや羽織をほいほいあげるところは
上手かったなあ。
獅童くんの濡髪長五郎はなかなか貫禄ありました。
台詞も歯切れがよかったように思います。
衣装が重そうでした。高い下駄で大変そう。何キロぐらいあるんやろ。
2.曽根崎心中
今回はコレが大本命。これだけでもいいやってぐらいです。
近頃私の中で人気急上昇中の壱太郎くんのお初と、お父さんの翫雀さんの徳兵衛。
むちゃくちゃ楽しみにしていました。
・生玉神社境内の場
舞台に藤棚がびゃ~っとあって、その下でお初と徳兵衛がいちゃいちゃ。かわいかったです。
チョイ役でしたが、田舎客の男女蔵さん、印象に残りました。もっと見たいと思いました。
九平次の亀鶴さんも上手かったなあ。ほんと嫌なやつだったなあ。
・北新地天満屋の場
徳兵衛の伯父の久右衛門が天満屋に来たときに、戸を開けようと階段を下りる
お初の仕草が、なんとも色っぽくて、かわいくて。
有名な縁の下のシーンは壱太郎くん、お初の芯の強さがよく出ていたと思います。
あともうひとつの有名な、お初が徳兵衛の手を引いての引っ込み、素晴らしかったです。
・曽根崎の森の場
お初が両親のことを思う件は、ウルウルっときます。
徳兵衛の潔白が証明されているだけに、切ないなあ。
義太夫さんに泣かせていただきました。
壱太郎くんほんと良かったです。
もともと上手い上に、若さと美しさは正義って感じ(何じゃそりゃ)。
そんな彼をお父さんの翫雀さんや、大ベテランの竹三郎さん、鶴亀さんが盛り立てるようで。
同じメンバーで10年後ぐらいに見たいと思いました。
3.連獅子
親獅子に獅童くん、仔獅子に松也くん、間狂言は亀治郎くんと翫雀さん。
獅童くんは素顔は目が細いのに、派手な隈取が似合いますね。
間狂言の亀治郎くんと翫雀さん。
コミカルな掛け合いはさすがです。
ふと昨年の「NINAGAWA十二夜」を思い出してしまいました。
踊りも上手いし、いつまでも見ていたかったです。
後シテは…10年後にもう一度みたいです。
今回は亀治郎くんの芸の幅広さと、翫雀さんの懐の深さ、
竹三郎さんのベテランの味、男女蔵さんと鶴亀さんの存在感、
そして壱太郎くんの若さだけじゃない堂々としたところを感じることができました。
とちり席には舞妓さんや芸妓さんらしき花街関係の方(?)らしき人たちが
20名くらいいらしてて、なんか顔見世みたいな華やかさでした。
さて、来月も壱太郎くんにあえるぞぉ~(^m^)
入れ違いでしたね(T_T)/
昼の部には花街のお姉さん方も
いらっしゃったのですね~
さぞ注目の的だったのでは?
夜の部には花街のお姉さんは
いらっしゃいませんでした(/_;)
今度はご一緒できればいいですね♪
そうなんですよ、花街のお姉さん方が集団ですからね。むちゃくちゃ注目の的でした。
外国のお客さんも喜ばれてましたよ。