天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

『隼人族の叛乱』

2009年04月12日 | 時代劇(テレビ・映画)
昨日からなんとなく錦ちゃんづいている私。
録画したまま置いてあった『隼人族の叛乱』('57)を見た。

市川右太衛門と中村錦之助が共演している作品ってこれだけと
本か何かに書いてあったので、楽しみにしてました。

時は、やっと豊臣の世がやってきそうな戦国時代後期、九州の先住民族
隼人族は大和族によって滅亡の危機。
そこにやってきた最後の国司親子と彼らを利用して土地を我が物としようと
たくらむ豪族、奪われた土地を取り戻そうとする隼人族たちのお話。

隼人族の長に右太衛門、国司の息子に錦之助、長の妹に長谷川裕見子
一番の黒幕豪族に月形龍之介。

番組冒頭に「一部お見苦しいところが…」なんていってましたが
全編見苦しい上に、聞き苦しいところもありましたが…。

右太衛門さんはやっぱり武士でなくても衣装が変わる。
山の中の集落に住んでいるのに、すごく鮮やか。

右太衛門さんと錦ちゃんの刀をやりあうシーンは見所がありました。
もっと見たいけれど、これだけなんですよね…。

最後に月形さんが主役の二人に斬られる画が、なんか歌舞伎チックで
良かったです。

ラブロマンスあり、大勢のチャンバラあり、そしてハッピーエンド。
私の大好きな「明るい時代劇」でした。
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