Slow Life Mye's

マイシステムズな日々

エゴの木

2010年05月12日 18時40分04秒 | 日記



我が家の庭木の「エゴの木」が満開に近づいています。
下向きに咲く小さな白い花がとても可愛く、毎朝蜜蜂が忙しそうに密を集めています。
これがサクランボの木だったら・・
これだけ受粉してくれたら、大量の実がなるんだろうなぁと、花より団子な今日この頃です。

近所のバラ園もボチボチ花が咲き始めました。
画像のバラは
「スパニッシュビューティー」
という名前で、大輪の花が沢山咲いている姿は見事でした。
香りも強く、庭に一株あるといいだろうなぁと思いつつ・・・

日刊工業の記事

2010年05月12日 12時19分54秒 | 日記
日刊工業新聞 2010年5月12日

産業春秋
 
「無理難題を押しつけてきたのにこの時ばかりは右往左往した。
新たな外注先が見つかるまで廃業を伸ばしてくれ、会社を畳むのは単価のせいかと言ってきた。しかし断った。さんざん夫の技術や心意気をないがしろにしてきたのに」
 60代の町工場の妻が“親会社”に抱いた思いを、作家で元旋盤工の小関智弘さんから聞いた。誰もが音を上げる複雑な加工に挑むのが身上。治具を工夫し複合加工機を操る。
損得勘定は二の次で、この40年泊まりがけで旅したことがない。
親企業は頼ってくるが「いつだって転注できるよ」と、口にした。

ここで疑問点
1.「さんざん夫の技術や心意気をないがしろにしてきたのに」ないがしろにされるだけの
 技術であり、心意気はこちら側が一方的に担当者に対して抱いている気持ちではないの
 では無かろうか。
2.「親会社」と本当に思っていたのだろうか、商取引であるからには「親」と認識して
 いるほうがおかしいと思う。
3.「いつだって転注できるよ」と言われること事態がこちら側の技術の低さに繋がるとは
 考えなかったのだろうか。他に勝るものを持っていれば、なんら問題ないと思う。

 工場は今春、会社形態に終止符を打った。
後継者不在に加え、長引く不況による受注減、ギスギスして余裕を失った取引関係が決断させた。小関さんは「いまだ変わらぬ下請け構造が切なくなるほど分かる」と語る。
 
4.「いまだ変わらぬ下請け構造が切なくなるほど分かる」下請けで居る以上仕方なく甘受
 せざるを得ない、下請けではなくなりパートナーになる努力をしたのだろうか。

 大手製造業は海外生産移転、海外調達を加速している。
取引先予備軍は世界に広がるが、小さくとも優れた企業がモノづくり競争力を支える現実を見つめ直したい。

5.今からでも遅くはない、競争力を持った中小企業になる努力をしよう。

時間をかけ信頼関係を築いてこそ、日本の技術力が磨き高められてきたということを
町工場の妻は「自らのしりぬぐいは夫婦のささやかな誇り」と小気味よい。
二人旅を終えたら、取引口座が不要な仕事を少しずつ受けいくという。

6.必要なものづくりが出来るならば、口座は相手が開いてくれる。