通貨スワップ協定(つうかスワップきょうてい)とは、各国の中央銀行が互いに協定を結
び、自国の通貨危機の際、自国通貨の預入や債券の担保いれ等と引き換えに一定の
レートで協定相手国の通貨を融通しあうことを定める協定のこと。
中央銀行間の協定であり国家間条約ではない。
スワップ協定、通貨交換協定とも呼ばれる
日本側のメリットとデメリット [編集]
実質的に日本から韓国への経済援助である。協定上は日本が韓国から通貨スワップを受けることも可能となっているが、ドル資金については日米スワップ協定が継続的に実施されておりあくまで形式的なものである。
日本側のメリットは、日本企業が保有する韓国企業への債権(主に日本企業への支払い)のデフォルト防止である。ただし、日本企業が保有する支払いに係る債権の内約75%が円建てであることから、少なくとも300億ドル分のドル建て援助が必要であったかは意見の分かれるところである。
デメリットは韓国政府の介入政策の如何によってはドル売りウォン買い介入などにより消尽してしまう可能性があり、この場合700億ドルのスワップ資金が返済されないリスクがある。 信用収縮の為、外貨取得が日本程容易ではない韓国への肩代わりの側面を持つが、それに見合う利益を日本側が享受できず、また韓国側報道によっては日本が韓国側に協力を求めたと報道されたこともデメリットの一つである。
韓国側のメリットとデメリット [編集]
韓国は1998年以降は一貫した貿易黒字であるが、2011年は外貨準備高3033億8千万
ドル、決済用短期資金として236億9000万ドルに対し、対外債務は3980億ドルであり純
債務国である。 また、韓国の外貨準備高の発表については、1997年のIMF介入前では
流動性のある外貨準備金は223億ドルであったが、介入後の調査で約30億ドルしかな
かったことが明らかにされている。 現在の外貨準備の運用では、低リスクの米国債
(272億ドル)など以外にも、CDOなど高リスクの積極商品が組み込まれているとされ、
金融市場の動向により外貨準備が影響を受けやすいとされる。2011年10月には、韓国
クレジットデフォルトスワップ(CDS)プレミアムの数値が2%を超え、ドル=ウォンレートも
ウォン安の1ドル=1200ウォンに肉薄した。 2011下半期には「ドル枯渇」や「債務返済
能力の低下」が叫ばれ、政府による外貨獲得政策の一環としての「通貨スワップの常設
化」や「既存のスワップの拡大」がより求められた。
韓国にとってのメリットは韓国通貨の安定や、それに伴う韓国内の物価安定と外貨建て
債権の返済負担軽減などであり、急激なウォン安による対韓民間融資債権のデフォルト
を防止する効果がある。また、中韓スワップ返済等の債務の返済である。
韓国にとってのは大きなデメリットはない。
日本国政府、チョット歴史の話を持ち出すだけ、何時でもお金を引き出せるとても便利なATM
ですね。
こんな状態では国民は堪りません。
何時堪忍袋の緒が切れるのでしょうか?