半藤一利「幕末史」より
太平洋戦争の時もそうでした。日本人は往々にして、たしかな情報が入ってきていても、
起きたら困ることは起きないことにしようじゃないか、いやこれは起きないに違いない、そうに決まってい
る。大丈夫、これは起きない、となってしまうんです。
この思考形態はペリーが浦賀に来た時も、ソ連がシベリア鉄道を通って満州に侵攻した時も
存在したのだそうです。
今や原発問題も根底にはこの思考形態が存在するように思えますが。
半藤一利「幕末史」より
太平洋戦争の時もそうでした。日本人は往々にして、たしかな情報が入ってきていても、
起きたら困ることは起きないことにしようじゃないか、いやこれは起きないに違いない、そうに決まってい
る。大丈夫、これは起きない、となってしまうんです。
この思考形態はペリーが浦賀に来た時も、ソ連がシベリア鉄道を通って満州に侵攻した時も
存在したのだそうです。
今や原発問題も根底にはこの思考形態が存在するように思えますが。