ソニーには社内FA制度(所謂配置転換の希望を叶える制度)が
ある事は知っていたただしこれから書くことは知らなかった
この制度では、現所属長が出し渋ることは禁じられていた。
一旦、本人が望んで、面接の上移動先の所属長がOKを出したらもう、
現所属長ができることと言えば、せいぜい移動時期の交渉ぐらいしかない。
それも、長期に留め置くことはご法度だ。
部下が出て行くのは部下の勝手であり、
上司は、人事からの代替要員確保の支援はあるにせよ、
短期的には自力でなんとか対処するしかない。
そんな折
移動する部下に「この職場でつまらない思いをさせてしまったのだとすれば、お詫びする」
と上司が言ったとの事。
この本が書かれたのが5年前 CFOも二人代わった
今でもこんな風潮が残っている会社なのだろうか
残っていて欲しいものだ
ならば少しは救いがある