ミュウタントのブログ

日本国憲法第9条は地球人類の宝、それを改悪するための日本国憲法第96条の改正に反対!

洞爺湖サミットに向けて、被爆展の準備

2008-02-24 22:28:00 | インポート
 今年の夏に開かれる洞爺湖サミットに向けて、広島、長崎の両県が共同で開催する原爆展の準備をしているという。
 場所は、札幌での開催を予定しているが、場所と、期間、規模はまだ未定だという。
 サミットには先進国の首脳が集まり、各国の報道陣や、NGOも集まってくる。その人たちに向けて核のない世界を、戦争の悲惨さを、被爆国・被爆県として訴えたいという。*(イージー)*


中国新聞コラム「天風録」から

広島へのエール '08/2/22


ひょんなことから広島市内のホテルに連泊した。眼下に平和大通りが延びる。行き交う車が川の流れのようにも見える。夜に朝に、部屋の窓から眺める百十五万都市の光景は見飽きることがなかった▲原爆資料館で開かれている写真展をのぞく気になったのも、その時の体験がきっかけだった。写真家の菊池俊吉さん(一九一六~九〇年)が、被爆後の惨状と復興に立ち上がる市民の姿を克明に記録している。被爆二カ月後と二年後。同じ場所で撮った写真の対比が印象的だ▲がれきが積み重なり、生き物の気配が感じられない爆心地。被爆二カ月後の写真には、どれもほとんど人が写っていない。しかし、二年後には状況が一変。爆心地にも、赤ちゃんをひざに乗せた若い女性の姿が戻っている。復興が軌道に乗り始めたことをうかがわせるひとコマである▲最初の写真は、政府調査団に同行して収めた。「食べるものがなく、塩をなめ、やっとの思いで撮影を続けたと聞きました」と妻の徳子さん(83)▲二年後の広島再訪は海外向けの写真集づくりが目的だった。暮らしに活気が戻る兆しを求めて歩き回った。四九年に完成にこぎ着けた写真集の冒頭には「ヒロシマは今も生きている」の文字が躍った▲「よくここまできたな」。寡黙な菊池さんは晩年、広島の復興ぶりについて、そう漏らすことがあったという。急性白血病で亡くなるまで、その後も広島にエールを送り続けていたようだ。




横浜事件免訴

2008-02-24 05:38:00 | インポート
 アジア太平洋戦時、真珠湾攻撃を前にした戦時中の最大の言論弾圧事件だった横浜事件は、再審の結果、一審二審共に有罪無罪を判じせず、免訴としていたが、最高裁は来月24日に原審を支持し、第2小法廷で免訴の判決を言い渡す予定であることが分かった。
 木村さんら5人は45年の8月~9月に共産主義を宣伝したとして治安維持法違反で逮捕され起訴されて、横浜地裁で懲役2年執行猶予3年の判決を受け確定していた。86年7月から再審請求を開始し、5人全員が死亡した後に遺族らが申し立てていた第3次請求で、横浜地裁は2003年4月再審を決定した。
 再審の一審判決は、06年2月に治安維持法が45年10月に廃止され、5人が大赦を受けていることから、実質審理をしないで裁判を打ち切る免訴の判決を下し、名誉は免訴では回復されないと控訴したが、控訴審の東京高裁も昨年1月に免訴判決で処罰されることがなくなるのだから、無罪を求めて上訴する利益はなくなるという最高裁判例に沿って、控訴は認められないと棄却していた。
 これで最高裁の決定が出て判決は確定してしまう。被告人とされた人たちの名誉は回復されない。起訴されたもともとの事由がなくなったのだから、(取り締まる法律が廃止、大赦などがあった場合など)、なかったことになったのだから、免訴判決を受けて控訴、上訴する利益はないとされてしまうことになる。
 これでは、再審請求をしてまで判決で無罪を勝ち取り、名誉回復を願ったかつての被告人たちの思いや、名誉は回復されないのではないのかと思うが、学説でも意見の分かれるところなのだが、最高裁は先に見た通り、免訴判決は、上訴する利益無しとして、これを認めていない。
 何故免訴なのかは、原審判断の材料となった法律の廃止が、理由としてもっとも大きく、また大赦などで名誉は回復されているという見方がなされている。*(いっぷく)*
 事件そのものがなかったことになったのだからいいではないかという、なんだかすっきりしない決着方法なのだ。


知床の改善を求められた

2008-02-24 05:06:00 | インポート
 今世界自然遺産に登録された知床に保護管理策の評価をするためにユネスコから調査団が来ています。2005年に遺産登録され、とどの捕食するスケトウダラの漁獲制限、ダムの撤去がも読められていました。
 絶滅危惧種のとどの禁猟と、さらなるダムの撤去を求められています。流氷などの着氷面積も年々減少していることから、危機遺産リストに掲載され、厳しい保護策の策定と管理を求める勧告が日本政府にされそうです。
これが達成されないと世界自然遺産から抹消されます。
 観光開発の話は止まっていますが、とどの狩猟に関しては、食用にしていると日本側は説明していましたが、とどが知床において貴重な蛋白源といえず、食料としての捕獲も認められないということです。

*(コム)**(コム)*