今月20日が戦前小林多喜二が、非合法の共産党活動家として特高に逮捕され、獄中で惨殺されてから75年目だった。
小林多喜二で検索すると、遺体検分書もサイトにあるので、改めて読むとぞっとすることが書いてある。
今、小林多喜二の「蟹工船」が静かに読み継がれているという。フリーターや、派遣労働者の若者たちが、今の自分たちの境遇と重ね合わせ、これは今の私たちだと共感を生んでいるという。それほど日本の労働環境は、労働基準法の治外法権下にある。
新自由主義の名の下、派遣労働の供給が専門分野だけでなく、単純労働にも枠が広げられ、今も賃金のピンはね、労災隠し、二重派遣など労基法のみならず労働者派遣法をも無視する搾取が後を絶たない。許せない。*(激怒)*
港湾労働には認められていない派遣も堂々と行なわれ、事故があって始めて派遣先企業が知る、または知っていても使うという違法行為が繰り返されている。*(激怒)*