都立学校校長先生への手紙は、24日・25日で、約260の全都立学校に発信いたしました。
賛同いただいた学校の数は60校となりました。
みなさまのご協力に感謝いたします。
送った、手紙と賛同学校リストを後ろにコピーいたします。
なお、本日27日、有志で都教委に対しての要請も行ってきました。
東京都立学校 校長先生 各位
校長先生へのお願い
校長先生はじめ教職員の皆様には、日々の教育にご尽力いただき
ありがとうございます。
私たちは、都立学校児童・生徒の保護者です。
私たちは、東京都教育委員会が発したいわゆる「10・23通達」によって、学校での
式典で壇上正面に日の丸を掲げ、君が代では起立して斉唱することを例外なく
強制され、異議をとなえる教職員が処分されていることに、たいへん心をいためていま
す。
君が代・日の丸にたいしてイメージするものは人それぞれです。私たち保護者の中にも
胸をはって歌いたいと思っている人もいますし、他方、歴史的背景を思い嫌悪感をもつ
人もいます。だからこそ国旗国歌法が制定された国会でも“強制はしない”という政府
答弁があったのです。強制はしない――それは学校であっても例外ではないはず。まし
てやさまざまな立場、国籍の人が学ぶ公立学校で強制すべきではありません。
とりわけ式典はそれぞれの学校の独自性が大事にされる場です。私たち保護者も
子どもたちの門出を祝う式典が、そこに集う教職員、生徒たちの手で温かいものに
なることを望んでいます。しかし、悲しいことに現在の都立学校の式典は強制と処分
の場となっています。
子どもたち自身がこうした強制に異議をとなえれば担任の先生まで処分の対象に
なる、そんな学校で、自由で豊かな人間性の発達が望めるでしょうか。
一昨年9月21日、東京地方裁判所において、この「10・23通達」ならびにそれに
もとづく職務命令が違憲・違法であるとの判決が下されました。現在東京都側の
控訴により高等裁判所で審理中ではありますが、これだけ明確に違憲・違法と
断罪した司法判断を無視して、校長先生方に「学校長の権限と責任において
従来どおりやれ」と指導する都教委の姿勢は、公務員の憲法尊重擁護義務
(憲法99条)違反にあたり、度重なる違憲行為として非難されるべきものだと
思います。子どもに範を示す教育者がこのように罪を重ねることに、私たち保護
者は黙っていることができません。
どうか校長先生、これ以上違憲・違法な命令に黙って従うことなく、先生や
児童・生徒をお守りくださいますようお願いいたします。校長先生の勇気ある
行動を子どもたちはしっかり見ています。私たち保護者も校長先生のご判断を
精一杯応援します。 最後までお読みいただき、ありがとうございます。
2008年2月24日 都立学校保護者一同
なお、このお手紙を出状するにあたりましては、多数の学校の保護者、OB、生徒
の皆様からのご賛同をいただいております。多くの保護者の共通の願いであることを
是非とも受けとめていただきたく、2月24日現在までに賛同いただいた方の学校名
のリストを以下に添付させていただきます。
都立つばさ総合高校
都立井草高校
都立羽村高校
都立永山高校
都立葛飾野高校
都立駒場高校
都立芸術高校
都立戸山高校
都立五日市高校
都立光丘高校
都立工業高等専門学校
都立工芸高校
都立広尾高校
都立江戸川高校
都立高島高校
都立国際高校
都立国立高校
都立桜町高校
都立三鷹高校
都立小岩高校
都立小山台高校
都立小石川高校
都立小平高校
都立上野高校
都立新宿高校
都立神代高校
都立杉並高校
都立杉並総合高校
都立西高校
都立青山高校
都立雪谷高校
都立千早高校
都立足立新田高校
都立多摩工業高校
都立大泉高校
都立大泉桜高校
都立第一商業高校
都立第四商業高校
都立調布北高校
都立大学附属高校
都立南多摩高校
都立南大沢学園養護学校
都立日比谷高校
都立日野台高校
都立農業高校
都立板橋高校
都立富士高校
都立武蔵丘高校
都立福生高校
都立文京高校
都立豊島高校
都立北園高校
都立北多摩高校
都立目黒高校
都立両国高校
都立翔陽高校
都立鷺宮高校
都立小松川高校
都立深川高校
都立石神井高校
その他都民および都民以外の方々
以上
賛同いただいた学校の数は60校となりました。
みなさまのご協力に感謝いたします。
送った、手紙と賛同学校リストを後ろにコピーいたします。
なお、本日27日、有志で都教委に対しての要請も行ってきました。
東京都立学校 校長先生 各位
校長先生へのお願い
校長先生はじめ教職員の皆様には、日々の教育にご尽力いただき
ありがとうございます。
私たちは、都立学校児童・生徒の保護者です。
私たちは、東京都教育委員会が発したいわゆる「10・23通達」によって、学校での
式典で壇上正面に日の丸を掲げ、君が代では起立して斉唱することを例外なく
強制され、異議をとなえる教職員が処分されていることに、たいへん心をいためていま
す。
君が代・日の丸にたいしてイメージするものは人それぞれです。私たち保護者の中にも
胸をはって歌いたいと思っている人もいますし、他方、歴史的背景を思い嫌悪感をもつ
人もいます。だからこそ国旗国歌法が制定された国会でも“強制はしない”という政府
答弁があったのです。強制はしない――それは学校であっても例外ではないはず。まし
てやさまざまな立場、国籍の人が学ぶ公立学校で強制すべきではありません。
とりわけ式典はそれぞれの学校の独自性が大事にされる場です。私たち保護者も
子どもたちの門出を祝う式典が、そこに集う教職員、生徒たちの手で温かいものに
なることを望んでいます。しかし、悲しいことに現在の都立学校の式典は強制と処分
の場となっています。
子どもたち自身がこうした強制に異議をとなえれば担任の先生まで処分の対象に
なる、そんな学校で、自由で豊かな人間性の発達が望めるでしょうか。
一昨年9月21日、東京地方裁判所において、この「10・23通達」ならびにそれに
もとづく職務命令が違憲・違法であるとの判決が下されました。現在東京都側の
控訴により高等裁判所で審理中ではありますが、これだけ明確に違憲・違法と
断罪した司法判断を無視して、校長先生方に「学校長の権限と責任において
従来どおりやれ」と指導する都教委の姿勢は、公務員の憲法尊重擁護義務
(憲法99条)違反にあたり、度重なる違憲行為として非難されるべきものだと
思います。子どもに範を示す教育者がこのように罪を重ねることに、私たち保護
者は黙っていることができません。
どうか校長先生、これ以上違憲・違法な命令に黙って従うことなく、先生や
児童・生徒をお守りくださいますようお願いいたします。校長先生の勇気ある
行動を子どもたちはしっかり見ています。私たち保護者も校長先生のご判断を
精一杯応援します。 最後までお読みいただき、ありがとうございます。
2008年2月24日 都立学校保護者一同
なお、このお手紙を出状するにあたりましては、多数の学校の保護者、OB、生徒
の皆様からのご賛同をいただいております。多くの保護者の共通の願いであることを
是非とも受けとめていただきたく、2月24日現在までに賛同いただいた方の学校名
のリストを以下に添付させていただきます。
都立つばさ総合高校
都立井草高校
都立羽村高校
都立永山高校
都立葛飾野高校
都立駒場高校
都立芸術高校
都立戸山高校
都立五日市高校
都立光丘高校
都立工業高等専門学校
都立工芸高校
都立広尾高校
都立江戸川高校
都立高島高校
都立国際高校
都立国立高校
都立桜町高校
都立三鷹高校
都立小岩高校
都立小山台高校
都立小石川高校
都立小平高校
都立上野高校
都立新宿高校
都立神代高校
都立杉並高校
都立杉並総合高校
都立西高校
都立青山高校
都立雪谷高校
都立千早高校
都立足立新田高校
都立多摩工業高校
都立大泉高校
都立大泉桜高校
都立第一商業高校
都立第四商業高校
都立調布北高校
都立大学附属高校
都立南多摩高校
都立南大沢学園養護学校
都立日比谷高校
都立日野台高校
都立農業高校
都立板橋高校
都立富士高校
都立武蔵丘高校
都立福生高校
都立文京高校
都立豊島高校
都立北園高校
都立北多摩高校
都立目黒高校
都立両国高校
都立翔陽高校
都立鷺宮高校
都立小松川高校
都立深川高校
都立石神井高校
その他都民および都民以外の方々
以上