ひとり言

かって気ままに思いのまま★

甦った東京駅

2012-10-09 | 旅・お出かけ

 

 

東京駅が開業したのは、98年前の1914年(大正3年)12月。

すでに開業していた新橋駅と上野駅を結び、首都の鉄道網の中心駅として建設された。

 駅舎の設計を担当したのは、日本近代建築の祖とされ、

日本銀行本店などを手がけた辰野金吾(1854~1919)。

赤レンガ造りの3階建て駅舎を6年9か月かけて完成させた。

南北の駅舎にそれぞれ取り付けたドーム形の屋根が目をひく洋風デザインだった。

 重厚に作られた駅舎は、23年の関東大震災でもほぼ無傷だったが、

終戦直前の45年5月、米軍機による空襲で駅舎が炎上。ドーム屋根と3階部分を焼失した。

急きょ行われた修復工事では、ドームに代えて八角形の屋根がかけられ、3階部分は再建されなかった。

 戦後長く、修復後の姿で利用され続けたが、駅舎復元を求める住民運動もあって、

JR東日本は1999年に復元を決定。駅舎は03年に国の重要文化財に指定された。

 復元工事は、07年5月に開始され、5年をかけた工事が完成、開業するのが10月1日となる。

                         ・・・・・・・・・・読売ニュースより

煉瓦造りの建物は重厚で温かみのある色合いがより姿が美しい。

南北の玉ねぎ頭のドームの天井には鷲の彫刻や、花飾りのレリーフ

方角を表す干支、豊臣秀吉の兜のレリーフなど見上げれば美しい空間に感動しました。