ひとり言

かって気ままに思いのまま★

そうだ 京都にいこう ④

2012-11-01 | 旅・お出かけ

雨の降る産寧坂、二寧坂、一寧坂を歩き

高台寺に・・・・・

豊臣秀吉の死後その菩提を弔うために秀吉の妻北の政所(ねね様で有名ですね)が

1606年に開創したお寺です

霊屋には秀吉、北の政所の二人の木像があり

祀られています。

枯山水の「波心庭」には瓦で形づくられた親子の龍が配置され

夜間にはライトアップされるそうです

禅宗のお寺には必ず龍が描かれてます

開山堂の天井にも描かれていまが

今回は一般公開されていませんでしたが、いつか見たいものですね

臥龍廊(龍の背中をかたどった長い廊下は有名ですね)

少しもみじが紅くなっていました

雨さえ降っていなければもっともっとゆっくり居たかったのですが

素敵な茶室もあったり素敵なお庭でした。

すっかり冷たい雨の中を歩いていたので寒くなってしまいました

暖かいおうどんをお昼に頂きました

 

 

数種類のお薬味があります

体も温まりました

帰りの時間を考えるともう一つくらい行けると思い

タクシーで京都駅にも近い

三十三間堂へ・・・・

 

私も中学の修学旅行の時に来て以来です

お堂の中へ入るなり観音様のその数の多さにびっくり

千体の観音立像に圧倒されます

中央の大きな像を中心に左右500体、合計1001体が御本尊

正しくは「十一面千手千眼観世音」と言います

その空間は不思議なパワーがみなぎっているように感じました。

一体一体の観音様が願いを聞き入れ、全ての人に慈悲の心を持って

幸せを祈っているようでした。 

 

三十三間堂は通し矢でも有名で

お堂西縁の南端から120Mの距離を弓で射とおし、その矢数を競争するものです

そしてもう一つ

ここの場所は小説「宮本武蔵」で

武蔵と吉岡伝七郎が決闘した有名な場所です

史実はどうか・・・?疑問ですが

この長い廊下を太刀を持って疾走する武蔵と、

それを地上から追う吉岡伝七郎・・・・・想像せずにはいられませんでした

帰る頃になると雨も小降りになって来ました、

今回の京都の旅行は

「時代祭り」を是非見たいと訪れましたが

京都は何回来てもたくさんの出会い感動があります

紅葉は少し早かったのですが、充実した旅になりました

京都駅で出発には少し時間があったので

駅ビル内の「京都茶寮」でお茶を頂きました

お店も京都らしく落ち着いた趣です、旅の終わりに

ゆったりした時間を過ごせました

今の時期の栗を使った和菓子と煎茶のセット。

煎茶を頂くと香りがお口の中に広がります

一千めのお茶は香りと甘さ、二千めはスッキリとした

お茶の味わい、栗のお菓子にピッタリでした。

日本茶がこんなに美味しく感じたのも久しぶりでした

ご主人様はお薄のセットにしてみました。

作法は気にせず、大変美味しいと言っていました。

そして

「そうだ 京都にいこう」・・・・・と思ったらまた行きたいですね。

今年もまだチャンスがありそうな事をお願いします

 

和菓子がとっても美味しかったので

お土産は「焼き栗」

 

まるまる一個の栗が白餡に包まれていて、とっても上品な甘さで美味しかったです

食べ終わってから「宇治茶」も買ってくれば良かったと

今頃になって気が付きました

 

           長々と最後まで見て頂きありがとうございました。