風はどこ吹く、カヤックが通る

フォールディングカヤック、自転車で行ってきます

10年ぶりのバラス島へ

2018年05月20日 | カヤック
風も波も穏やかになり、ようやく空港北側にあるバラス島へ行くことができた。


前日の土曜日も朝一で訪れて準備しようとしたが、シーソックとデジカメを忘れたため、今日に仕切り直しした。


潮は10時頃の満潮に向けて上潮のはずだが、実際漕ぐと下げ潮気味。


増設滑走路の工事は土日も休みなく行われているようだ。砂利運搬船が動いていたので出港するのかなと思ってしばらく様子を見たが、どうやら接岸中だったようだ。


周辺にはフィッシングカヤックが2艇浮かんでいた。海中が透けて見えるほど凪だ。


浅いところはパドルが海底に届くほどのところもあった。


深く落ち込んでいる所は吸い込まれそうな蒼だ。


上層雲が鏡面の海に映りこんで空と海との境目がわからない。風が南寄りで弱いため漕いでいると汗がにじみ出た。


ようやく新滑走路の北側に出た。


この辺りはかなり深く支柱の末端は見えない。どのような工事だったのだろう?


水上にそびえる要塞のよう。


そしていよいよ念願?のバラス島へ。あれ?どこだっけ?


ありました!やはりこちらもアジサシ守備隊は居なかった。


約10年ぶりに上陸。


ごらんのとおり、ほぼサンゴと貝殻だけでできた島だ。


滑走を開始する旅客機のエンジン音が響きわたる。


島の北側は2方向から波がぶつかる。


10分ほど休憩して撤収。出艇時は複雑な波を双方向から受けて沈しそうになった。10年経っても進歩してないな。


帰りはほどよい向かい風の中、潮の流れも弱くて順調に漕いだ。


大きなウミガメの頭と甲羅が見えたがすぐ潜ってしまった。空港周辺のウミガメたちは警戒心が強そうだ。


この辺りはカヤックを始めたばかりの頃よく漕いだところだ。当時の頃の何気ない感動や失敗などを思い出す。


滑走路半分くらい漕いだところで漕ぎが重くなってきた。


梅雨の晴れ間も今日でいったんおしまいかな?


潮の満ちた瀬長島に到着。往復で13Kmほどの距離だった。




絶好のカヤック日和に思い出のエリアを漕ぐことができた。当時と面影は大きく変わってしまったが、今も熱帯魚やウミガメなども生息し、里海が完全に失われてしまったわけではないことがわかった。増設滑走路が運用開始になった後も、生き物たちは変わらず居てくれるだろうか?


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