



≪陽だまり家族≫の 三浦さん
(もちろん名前も通称も架空だよ)
三浦のおばあちゃんは 87歳
なんか 良いおうちで 暮らしていたみたいで
私の中では 通称 セレブさん
(エヘ 内緒)
すっかり 腰が曲がっているけど
真っ直ぐに 伸ばしたら 背が高い
小さな 赤と黄色の ポシェットを
首から 下げている
彼女は もう 自分からは
しゃべる事は ほとんどない
時々 話は ずれるけど
聞いた事には それなりに 答えてくれる
≪三浦さんは 足が 強いね≫
と言うと
≪昔 学校へ 行く時 ちょうど 境界線で
バスに のれなかった≫ 。。。
バスって? 通学に? あったんかなぁ~ 子供の事と 間違えていないかなぁ~?
≪へぇ~ ちょうど 家が 境だったんだぁ~≫
≪あるある そこからは バスや自転車に
乗っていいとか ここまでは ダメとかね≫
≪それでね 遠いところを 歩いたんで
足が 強くなったのか って思う≫ だって
ちょっとづつ だけど
自分の力で 前へ 進んでいく
意識を 集中して
手すりがあれば 手すりを にぎって
ちょっとづつ 進む

