民主党政権が、高速道路を段階的に無料化していくという。
そのことによって、温室効果ガスが増えることについては、だれもが指摘しているところである。
そのほかに、今度JRが年末年始の帰省切符を5割くらい安くするという。
それは、高速道路が安くなることによって、JRからの客離れを防ぐためである。
ところが、そのようなことをすれば、当然JRの利益は少なくなって、法人税も少なくなるだろう。
そうなると、今度は、そのしわ寄せが、国民全体に及んでくるのである。
高速道路を無料化しても、車もなく自動車にもほとんど乗らない我々には、あまり利益がなく、負担だけ押し付けられることになるのである。
そして、また、炭素税なんかが導入された日には、ますます負担だけ増えていくということになるのである。
暫定税だから廃止するというのは分かるけれど、ここは割り切って、とりあえず、ガソリンの暫定税を炭素税に置き換えるけれど、他の炭素税とバランスが取れるまで下げていくということにすれば、歳入が急激に減るということもなく、温室効果ガスが急に増えることもなく、環境にやさしく、税体系も変えられるのではないだろうか。