立川です。
少しずつ秋を感じるようになってきましたね。
8月末に地方のあるお教室が、劇場で発表会をやり、
無事に終えることができたとの報告をいただき
涙が出るほど嬉しく思いました。
発表会当日まで何が起こるか分からないリスクを抱えながら
先生も生徒さん達も関係者(ナジャハウスも含む)も
半年間不安で一杯だったと思います。
お教室の皆さんの勇気に私も元気いただきました。
東京も少しずつ動き出す空気を感じますし、ワクチンに関しても
光が見え始めてきました。
もう少しの辛抱ですね!!
さて、本日はいつかあこがれのバタデコーラを着て舞台に立つ夢を
持っている方へのトピックです。
皆さんの中にはバタデコーラの華やかな美しさに憧れて
フラメンコを始めたという方もいらっしゃると思います。
ダンサーがステージで長い裾を自分の尻尾のように自由自在に動かし
踊る様は観る者をうっとりさせますよね。
バタデコーラは「しっぽの衣装」という意味ですから、その尻尾は
大きな存在感があります。
犬や猫の動物は感情によって尻尾の振り方が変わってきます。
バタデコーラも同じように尻尾がまるで生き物のように
大きく小さく、時には激しく振ることで迫力満載となり
観客の心をわしづかみにするのです。
ナジャハウスはこれまで数多くのバタデコーラを仕立ててきました。
その中で一番多く作ってきたのはバタデコーラのレッスン用スカートです。
それは本番で華やかな踊りを披露するために欠かせない必須アイテムだから。
本日は出来立てほやほやの渋いモスグリーンのレッスン用スカートを使って
レッスンに最適なコーラ(尻尾)の条件を説明します。
① 十分な尻尾の長さが必要です。体型にもよりますがウエストから尻尾の先まで
180c~190cぐらいの長さが必要になります。
② 太ももの動きが制限されると尻尾を蹴り上げるのが難しくなるので
ぴったりしたマーメイドラインはお勧めできません。
また逆にAラインが広がりすぎても、腰が持っていかれそうになったり
足腰に負担がかかるのでこれもNGです。
広がり過ぎず、締め付け過ぎず、ゆるいAラインがお勧めです。
③ 尻尾の裏フリル部分は(俗にカンカンと呼びます)
張りのある布を使用することで動かした時に型崩れしないで
蹴り上げた時もすんなりと持ち上がります。
※カンカンに張りがないと、しっぽがすぐにひっくり返ります。
④ コーラは布の用尺をたっぷり使うので、布が重いとずっしり重くなり
振り回す時に脚腰の負担になります。
逆に軽すぎる布だと扱いは楽ですが、見た目もフワフワ重量感がなさ過ぎて
バタデコーラの魅力が軽減されてしまいます。
なので、軽すぎず、重すぎず、適度な重さと張りが必要なのです。
⑤ レッスン用なので、持ち運びである程度小さくまとめることができる。
ナジャハウスは以上のような条件を考慮しながら、レッスン用コーラを
作っています。
お値段も20年近く据え置きで6万円(税抜き)で提供しています。
あとは基本イージーオーダーなのでサイズも色の組み合わせもカスタマイズ
できます。表と裏のカンカンの色をお好みに組み合わせれば、レッスン時の
モチベーションも上がるのでは?
もちろんお洒落にコーディネートすることで本番にも使えたりしますよ。
もうすぐ9月20日でナジャハウスの「コロナから復活応援企画」が終わります。
いまならまだこちらのコーラもイージーオーダーで作っても20%オフで
手に入りますから、あこがれのバタデコーラで舞台に立つことを目標にしている方や
その予定のある方は今のうちにレッスン用コーラもご用意しておくと良いですね。
お気軽にお問い合わせくださいね~
それではまた!立川でした。
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