立川です。
先日、お客様がしみじみおしゃっていました。
スペインで吊るしで売っている衣装やスペイン直輸入の衣装
を購入している日本人はたくさんいるけど、似合っている人って
ほとんどいない。
衣裳は確かに可愛く、スペインの香りプンプン
だけど、それをそのまま日本人が着てると違和感が
あるとのことでした。
確かにそれはありますね。衣裳が可愛いので、つい可愛い!って
言ってしまいますが、衣装が可愛いのであって
似合っているとは、必ずしも言えませんね。
やはりお国柄は絶対的にあります。
一般の日本人の体型や顔付きには、あのスペインの
とてもフラメンカなドレスはマッチしません。
せめて、ジャストサイズならまだしも、サイズもバランスも
合っていないスペイン製のドレス姿は見ていて悲しいものが
あります。(もちろん、国内産も同じではありますが)
お教室の先生とかでも、衣裳に対して無頓着な方もけっこう
います。やはり、当然のことながら、その教室の生徒さんは
バランスを欠いた衣装を着ている傾向にあります。
結果、公演や発表会も安っぽくなり、新たな生徒さんを獲得
するのが難しくなります。
やはり、素敵な衣裳を着たくてフラメンコ始める人も
多いですからね。
教室の先生が、自ら自分に似合ったものを着て、生徒さんに
衣装のあるべき姿を教えてあげるのが一番です。
中にはかなり偏った先生の好みを無理やり押し付けられ、
不満たらたらの生徒さんもけっこういますが。
さすがにそれはちょっと気の毒ですよね。
また、逆に、スペイン製の衣装をカッコよく着こなしている
人もいて、私は感心して、勉強させていただいてます。
その代表が小松原庸子先生ですね。
先生ご自身はもう踊られませんが、生徒さんの衣装対しては
全く妥協を許しません。
庸子先生からいただくアドバイスは私にとって本当に貴重な
ものです。
先生のすごいところは、スペイン製衣装のその良さを残しつつ
日本人が着てしっくりくるよう計算しているところです。
バランス感覚もとてもすばらしいですね。
庸子先生の華やかな舞台を観て、あこがれ、フラメンコを始めた
人もたくさんいます。そういう意味でもフラメンコ業界の
功労者ですね。
とても80歳という年齢を感じさせない若々しい感覚をお持ちで
これからも、日本のフラメンコ界をリードしていただきたいです。
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フラメンコ衣装・舞台衣装制作
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