九州の10月は暖かすぎた。
11月に入って一気に朝の気温がひとけた。
衣替えが間に合っていない。
紅葉も遅れ気味だけど、少しはスピードアップするのだろうか?
まあ、そのあとはすぐ冬なんですね・・・。
早いものです。
では、投句一覧です。
選句をお待ちしています。
★★投句一覧★★
秋の旅松林図譜を胸中に
女子会のランチ栗飯・栗ケーキ
窓叩き秋のどんどん遠ざかる
霧深し逢ひたきひとは霧の中
冷まじや大樹は雨に身を委ね
目覚めれば霧が墨絵にするする下界
朝からの雨は本降り神の旅
降る雨の霙に変わる山の音
霧雨をくぐり峠の茸飯
湯豆腐の好きな母逝く霧の中
露天風呂に秋思沈めて山降りむ
雨粒をはじく冬木の葉つぱかな
朝霧に煙りて山の音深し
大欅いつか冬木となりいたる
大木の影そそり立つ神無月
秋雨に墨絵のごとき大樹かな
秋色の村の明かりで食う昼膳
折紙は折目が命窓の秋
歌ひ切り時雨野行くか島倉千代子
秋霖に耳とらわるる一人の餉
夕時雨托鉢僧と擦れ違ふ
晩秋の午後から雨の止む予報
山頭火句集開けばしぐれけり
遠く来てひとりの卓の新豆腐
秋鮭の一切れ足りる旅の朝
あたたかき飯とみそ汁秋深し
秋霖を包む老境等伯画
霧しぐれ誰か遠くで僕を呼ぶ
細き木が秋霖受けてけぶらひぬ
湯豆腐や転職をしてもう五年
秋霖の窓を拭へば神の杉
霧襖立木をクローズアップする
秋霖に息潜めたる松林
霧幾重山は魁夷の岩絵具
陵の森の囚となり秋雨
から揚げのカレイ肉厚神の留守
烏天狗の耳打ちだろう村狭霧
湯豆腐や忘憂といふとも連れて
管という生きる術取り霧に逝く
霧深しお休み処の灯は温し
雨粒と深山幽谷霧渡り
山頂へ続く古道や初時雨
選句要領
★選句数
6句選(うち特選1)
選外のコメントも受け付けます。
★締切
11月6日(日)24時
★当番(投句先メルアド)
nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp
↓選句前に再度確認しましょう。
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