北海道では初冠雪とか。ようやく35℃を超える暑さはなくなってきたようです。
秋雨前線には気を付けてお過ごしください。
兼題:分
鳥渡る分水嶺に雲一朶 幹夫
〇(アネモネ)映像が鮮やかに見えてきます。
〇(楊子)美しい永遠に変わらない安心の自然がある。「分水嶺」という具体性がいいです。
〇(カンナ)よくできた句だと思います。
〇(珠子)大きく豊かな景。幼い頃こういう景の中にいたはず…の私。
〇(あき子)秋の景が簡潔に美しく捉えられています。
気分らし刈田辺りか知らん武器 吾郎
○(餡子)気分なんかで武器を使っては困るのです。ウクライナの小麦畑もどうなっているんでしょう。
○(宙虫)こんな気楽な気分で武器を目にするとは。何に使うかわからないことは幸せかも。
〇(まきえっと)何でも武器になりますが、気分では困ります。
淋し玉泣かせト金へ野分立つ 瞳人
秋立つや分水嶺の際やかに 楊子
◯ (アゼリア) 爽やかな句と思いました。
大分ゆきフェリー林檎に傷がある 宙虫
○(餡子)寅さん映画の一場面か?メロドラマの別れの場面か?色々と想像を掻き立てられておもしろいです。
○(あちゃこ)愛媛から豊後水道を渡っているのでしょうか。景が見え切なさが滲みます。
◎(仙翁)大きな船と小さなリンゴ、傷、いいですね。
○(卯平)揚句は理で鑑賞しても面白くない。詠み手の傷心の旅それだけ。青春の一頁。
◯ (アゼリア) 不思議な取り合せに惹かれました。
○(吾郎)フェリーにはなぜか別れと傷が似合う
○(ちせい)打ち身でしょうか。味に問題はなかったのかもしれません。
〇(めたもん)フェリーは時に人を感傷的にします。林檎の傷は心の傷の投影でしょうか。
〇(まきえっと)別れ話でしょうか?取り合せがいいですね。別れ話だとしたら港に着くまでどうするんでしょうか?
六度二分、問診クリア歯科残暑 カンナ
△(卯平)上五、中七までは魅力的な措辞。斬新な措辞に敬服。ただ残暑が如何か。上五の「六度二分」(六度三分、六度五分でも同じ。だからここは詠み手の語感を信じる)から「クリア」への繋ぎはなるほどと思わせて、それは(残暑だから)と読ませるのが勿体ない。
自分史の妻の添削聞く夜長 道人
〇(藤三彩)妻に夫の自分史を添削してもらう?幼少期とか関係ないんじゃない。
○(餡子)自分史を書いておられる作者に先ず感動!それを傍で添削なさる奥様にも感動!素晴らしい自分史になることでしょう。
○(泉)夫婦喧嘩をしない様にお願いします。
○(卯平)詠み手自身が己の主体性のなさを吐露できる事は羨ましい。自分史は自分史、妻が関与したらもう自分史ではない。詠み手の素直さに軍配
◎(ちせい)ユーモラスですね。夫婦一如だと思いました。
店頭のつめ痕梨の見分け方 藤三彩
分刻みの暮しは遥か秋海棠 餡子
〇(藤三彩)徹夜を含め時間外労働でよく体がもったものだ。柔らかな温かみのある花が和ませる。
○(あちゃこ)少し説明的ですが、共感の一句。秋海棠とともにゆったりとした時間が流れます。
○(泉)定年後は時間を持て余す様になります。
◯ (アゼリア) 今の穏やかな暮らしを窺うことができます。
○(アダー女)子規庵にも咲いていた秋海棠。秋の優しく穏やかな雰囲気の花で好きです。分刻みの忙しいサラリーマンか自営の仕事人か?その生活は遙か昔。今や、押しも押されもせぬ自由人。庭に咲く秋海棠の優しい花を眺めつつ「秋だなあ!」とつぶやく作者の自由な姿がみえるようです。
赤とんぼ分相応が楽でよし 泉
〇(春生)取り合わせがおもしろいと思いました。
◯(道人)赤とんぼに出会うとつい独りごちたくなる。
〇(瞳人)欲のない、そこがいいですね
△(卯平)中七下五と季語の予定調和が気になる。
白日や自分のための葡萄買う あき子
〇(春生)「自分のための」とあえて言ったのはなぜでしょう、何かありそう。
◎(卯平)上五「白日や」を揚句でどう鑑賞するか。白日夢の世界に導く。この自分、クローン化された己だろう。梨を買ったのでは上五「白日」が生きてこない。迷いの特選
○(宙虫)それでいいよ。白日に背を押され、白日に胸を張って。
分身が朝焼けの秋空駆ける 仙翁
◎(カンナ)自由な発想がよいと思います。
肘付いて「分かる分かる」と葡萄食う めたもん
○(餡子)本当に分かっているの? シャインマスカットあたりを摘まみながら上の空ではありませんか?
○(泉)ユーモラスな俳句だと思います。
○(アダー女)話半分に聞きながらどちらかというと「この葡萄上手いなあ!」のほうが心を占めている作者。
〇(まきえっと)シャインマスカットの美味しさにはつい話半分になりますね。
〇(瞳人)昔は、ところてんでしたが
△(卯平)梨を食っても上五中七は納得する。
分業のコピー束ねてつくつくし アネモネ
〇(楊子)よほど大きな会議なのでしょうか。無言でなされる仕事の様子が見えます。
妻の分私の分の夜長の灯 春生
◎(楊子)夫婦でもそれぞれの生き方がある。お互いを尊重し合うあたたかな夜長の灯です。
◎(幹夫)夫婦夫々の領分。二つの夜長の灯が良い塩梅に灯し合っている。
○(あちゃこ)クスリと笑えるユーモアを感じつついただきました。夜長をそれぞれに楽しんでいるのでしょう。
◯(道人)静かなる二人の夜長。
秋刀魚一尾仏と分けていただきぬ アダー女
○(幹夫)生前好物だったのだろう。味の味覚なる塩焼きの秋刀魚、仏様に供えたのは頭の方かな。
〇(仙翁)小さなサンマを食べました。自然の恵みです。
〇(あき子)季節の美味しいものを仏さまと分けていただく、その暮し方が清々しい。
〇(瞳人)出初めは塩まみれでしたなあ
一分のドラマ線香花火墜つ あちゃこ
○(幹夫)最後揺らさないでぎりぎりまで地上に落ちないように遊ぶのが線香花火のコツだ。線香花火が端的に詠まれる。
颱風を図る分度器や操舵室 卯平
○(泉)緊張感が伝わって来ます。
◎ (アゼリア) 分度器ーおもいつきませんでした。
五分五分の勝負の行方ちちろ鳴く まきえっと
〇(アネモネ)ちちろ鳴くがいいですねえ!
〇(めたもん)将棋か囲碁か、手に汗握る対局。時折鳴くちちろの声から緊張感が伝わります。
○(吾郎)分からぬものには、ちちろの鳴き声がよく似合う
◎(瞳人)阪・巨・広、五分の結果が出てる頃
野分来る石の小鳥の石の羽 珠子
◎(宙虫)石の羽の本音を聞いてみたい。一度は風にはばたかせたくないのか。
秋暑し終末時計1分半 アゼリア
シーフードヌードル分ける秋の雨 ちせい
テーマ:食
お月見の団子ファミマの灯が碧い めたもん
〇(楊子)もうさすがに家で作るところは少ないでしょう。少しの後ろめたさが「碧い」に表されています。
〇(珠子)郊外の、遠くからでもファミマだとわかる灯。ふいと思い立ってお月見団子を買ったのでしょうか。今年はいい月でしたね。
ピーマンの空洞にある孤独かな 幹夫
〇(春生)ピーマンの空洞も俳句にしてしまうんですね。素晴らしい。
○(吾郎)まぁ孤独というか──あの空洞には何かありそう
△(卯平)一読した時「おや?」と思い選候補。しかし「空洞」と「孤独」の関係は緩いのではと読みなし。類似感も伺える。
持ち帰る秋刀魚の眼暮色来て まきえっと
○(宙虫)売れ残る寸前の秋刀魚?夕暮れを急ぐ家路。
鰯喰ふ苦海浄土は今もなほ 春生
○(あちゃこ)確かに。忘れてはならない事の一つです。
◯(道人)水俣病はまだ完全には終わっていない。プラスチック公害も魚にとって苦海浄土かも知れない。俳人として忘れてはいけないテーマだ。
△(卯平)下五で逃げているのでは。上五中七までは迫力がある。
秋暑しとろっと玉子親子鍋 藤三彩
花野行くチューインガムを膨らませ アネモネ
〇(春生)のんびり爽やかな感じが良く出ました。
〇(仙翁)チューインガム、懐かしい感じがします。
〇(珠子)秋晴れの高原の散歩。楽しい雰囲気が伝わってきます。子連れの一家かと思ったのですが、平均年齢の高いご一行かもしれません。膨らますのは大得意ですから。
○(ちせい)空想に耽っていたのかもしれませんが、印象的な情景です。
〇(まきえっと)チューインガムの軽さがいいです。
△(卯平)パターン化した句の作りでは。句材構成は面白い。
過疎地にも子供食堂まゆみの実 アゼリア
〇(藤三彩)一食の余裕のない家庭には助かることと思います。
〇(珠子)友人も子ども食堂を始めましたが、本当に必要な子に届くには、まだ時間がかかるようです。青く四角い実をぶら下げているまゆみは、もうじきはぜてオレンジの実が顔を出すことでしょう。
◯(道人)ひらがな表記の「まゆみの実」がとても佳い味わい。
△(卯平)テレビ俳句では。詠み手は「過疎地」をどう捉えているのか。
古井戸の木霊聞こえる大西瓜 楊子
○(幹夫)冷蔵庫のまだ流通していない頃の、古風な景が思い浮かんだ。
〇(仙翁)井戸でスイカを冷やす。懐かしく思います。
◎(めたもん)西瓜をたたいて、音で中の具合を確かめる。古井戸の木霊のような低い音が聞こえてきます。
三食はノルマと食し残暑肥え アダー女
◎(泉)健康的で良い俳句だと思います。
似もあらぬ苦瓜苦虫噛みてをり 瞳人
秋の蚊のターゲット我戦えり あき子
食べた物書いて馬肥ゆるを回避 カンナ
虫の闇食に貴賎は無しと言ふ ちせい
湯あり抱く習い平らな下り鮎 吾郎
秋刀魚定食お代わりはお断り 餡子
筒状のスナック菓子や水の秋 卯平
勉強も子供食堂の夜長かな 泉
〇(カンナ)省略が上手いと思います。
○(卯平)リアル感がある。詠み手自身が秋の夜遅く子ども(「子ども」であれば子に寄り添っているが、「子供」では子を共にしているだけだろう)食堂で食をした後、宿題などしているのだろう。夜間中学など夜学子を詠んだ句でもある。しかし、揚句の景は「子ども食堂」で親が迎えに来るまで過ごしている景であろう。詠み手の温かい眼差しを感じる。「子供食堂」でなく「子ども食堂」であればその慈愛が本物だったであろう。
◯ (アゼリア) 私も子供食堂で作りましたが、勉強もで今の家庭が色々な問題を抱えていることまで表現されていると思いました。
(選外)(藤三彩)夜長に子供をとどめておくのかナ。「早く寝なさい」
焼秋刀魚孤食の並ぶカウンター あちゃこ
〇(カンナ)「孤独のグルメ」を連想しました。
〇(あき子)今や孤食は珍しくないですが、カウンターの焼秋刀魚に存在感があります。
弁当の真っ赤な小梅水の秋 珠子
◎(藤三彩)まだ水が澄むような秋は遠そうだが「真っ赤な小梅」に賛同。赤紫蘇をたっぷり使って天日干しをして今年梅が食べられるようになりました。
○(アダー女)読んで居るだけで唾液が出てきそうな句。白ご飯の中に真っ赤な小梅の日の丸弁当。頭の中まで澄み渡る水の秋ですね。
木の皮を食べるビーバー食の秋仙翁
野葡萄を噛んで了りぬ恋一つ 道人
○(アネモネ)恋の終りはいつも切ない!
〇(楊子)野葡萄の少しの甘さと渋さ。そういうこともあるでしょう。
〇(カンナ)好きな句です。
○(あちゃこ)リズムよく、さらりと失恋を詠んだところがいいですね。
○(アダー女)野葡萄はそのまま食べると渋くて苦い。確かに一つの恋が終わった気分です。
鶺鴒のつつく誹謗を生む誹謗 宙虫
〇(めたもん)鶺鴒の動きとSNS等で誹謗が連鎖していく様子がうまくリンクしています。
○(ちせい)キツツキとは又違った味わいのつつき方なのかもしれません。
雑詠
「シエーン…か」小ごゑにてつい秋の暮 瞳人
二百二十日鏡に傾ぐ猫の耳 まきえっと
○(幹夫)音に着目した俳句。猫への愛着が感じられた。
◎(珠子)何とか無事に過ぎた二百十日・二百二十日。眠る猫の耳が鏡の隅に写り込んでいて静か。「傾ぐ」を正確にイメージできているかは自信がありませんが、「傾ぐ」がアクセントになっています。
○(卯平)上五、例えば「夕野分」や「颱風裡」ではなく「二百十日」を据えた事で一行詩として共感。
パンダの返還仕方ないので栗を剥く 藤三彩
○(アネモネ)借りたものは返さねば・・・。
〇(あき子)「仕方ないので」と諦めて栗を剥くしかありません。
よくもまあ疵ひとつなき大南瓜 春生
○(吾郎)見つけた時のチョイとした喜び、そういえばハロウィーンですねボチボチ
○(ちせい)丹精を込めて育てたものか、朝市の逸品か。何れにしても嘆声が伝わって来ます。
(選外)(幹夫)よっぽど立派な南京だったのだ!丹念に育てたお百姓さんへの感謝が感じられる。
外さるる二百十日のエンブレム 卯平
擬人化のキウイの箱に産地かな ちせい
狂う残暑炎あげそな庭の草 アダー女
コンビニで弁当買って運動会 泉
○(アネモネ)超今風な運動会弁当です(笑)
月光を容れてフジコのリスト聴く アゼリア
〇(藤三彩)今年四月に昇天したフジコ・ヘミング(93歳)。最後までピアノ演奏を聴かせてくれた。
◎(アネモネ)これはもう綺麗です。
〇(楊子)一つ部屋のなかで月光とフジコのリストが溶け合っています。
〇(カンナ)月光とフジコがよく合っていると思います。
〇(あき子)「月光を容れて」に追悼の心情が伝わってきます。
〇(瞳人)羨ましい
懸巣また鳴いて素つ頓狂な声 アネモネ
糸瓜忌よ能登飛騨人の善き町へ 吾郎
〇(仙翁)上手くできています。9月19日ですね。
〇(めたもん)大地震から復興途上にある能登に、今度は「大雨特別警報」が出ています。良き人の住んでいる能登、飛騨。様々な思いが込み上げます。
◎(道人)カリエスを病んでいなければ、子規は好奇心の赴くままに、能登や飛騨を訪れたに違いない。
(選外)(藤三彩)正岡子規と能登飛騨との関係がわからず悩む。「ほとゝぎす」が地方俳句を募集していたとか。回文での意味を想像する
蛇口から冷水ほっとする残暑 カンナ
秋風や消える性別記入欄 あちゃこ
〇(藤三彩)LGBTQっていうのかな。同性とか両性とか訳すらしい。時代についていけるかな?
◎(春生)今まで何の疑いもなく、不必要なことをしてきたのが残念。すっきり爽やかな秋風が効いています。
〇(珠子)今日、問診票の性別欄にチェックを入れたばかり。このチェックがデータとして使われることはないのでは?と思いながらチョンとチェック。これが無くなるのね。秋風が欲しい欲しい。
◯(道人)確かに色んな書類から消えています。季語とのバランスがいい。
○(ちせい)こんにち的な話題ですね。性別欄は秋風に消されたのかもしれません。
したたかな残暑と澱を連れ歩く 餡子
〇(仙翁)残暑も澱も、残りますね。
◎(アダー女)今年の夏から続く残暑の厳しさ!まだ続く残暑の中、ちょっとやそっとではスッキリしない心の奥まで侵されてしまったようなこの沈殿物。
これを引きずりながら残暑を生きています。得体ののしれないこの重たい沈殿物からいつになったら解放されるのでしょう?残暑で疲れ切った心身の状態を言い得て妙!
澄む水の深みに魚の群れの影 幹夫
〇(瞳人)涼しそ
まだ来ない雨を地蔵と待つ秋野 宙虫
○(吾郎)猛暑残暑を地蔵と共有する気分、秋野に在る孤独と安心
前を向く皆前を向く鰯雲 めたもん
◎(あちゃこ)鰯雲は、見えない何かに誘う雲。そんな感じがしていましたが、私は過去ばかり追っていた気がします。前へ向く力も与えてくれるかも知れませんね。前を向くのリフレインが効いています。
○(卯平)鰯雲で共感。手だれた句。
○(宙虫)リフレインが鰯雲の様子を際立たせている。
○(アダー女)やっとお出ましになった鰯雲。確かに整然と「前へ倣え!」をしているように見えます。「前を向く」のリフレインが効果的。
〇(まきえっと)鰯雲だとそういう気持ちになりますね。
草原のゲルの天井秋日濃し あき子
〇(春生)国際的になりましたね。モンゴルの景でしょうか。
〇(めたもん)チンギス=ハンを思い起こします。 「モンゴル帝国」 は近年、世界史上の位置づけが見直しされているらしい。草原の秋日は今も濃いのだろうか。
(選外)(藤三彩)見てきたことのように句をつくる。モンゴル出身の秋場所力士は強し。モンゴルの秋日は何故濃いのか?
鳥渡る顔暮れるまで畑の中 珠子
○(泉)農業は重労働です。ご苦労様です。
◯ (アゼリア)ミレーの晩鐘のようですね。
風前の塵静かなる秋の宵 仙翁
棒立ちの新聞少年つばめ去る 道人
△(卯平)上五の措辞を揚句でどう鑑賞するか。少年とつばめ(燕)の関係に驚きは感じない。
矢印だけ残って文化祭終る 楊子
○(幹夫)視点が佳い。文化祭も無事盛況に終わり、部員はその片付けに余念がない。上句「矢印だけに」静けさが感じられる。
◎(餡子)賑わった文化祭、夢中になって取り組んだ出し物。果てた後の空虚感みたいな雰囲気がよく分かります。
◎(あき子)祭のあとに、矢印の看板だけが風に揺れているような、達成感と一抹の淋しさと。
◎(吾郎)祭りの後の寂しさが~いやでもやって来るのなら~🎵
◎(まきえっと)達成感の後の抜け殻のような感じ。矢印はきっと明るい未来を指していると思います。
△(卯平)句材「矢印」「文化祭」は魅力的。しかし揚句のままでは散文を切り取っただけでは。
☆☆次回をお楽しみ。
広島は厳しい残暑が続いていましたが、秋分の日を境に急に秋らしくなって来ました。「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったものだと、妙に感心しています。