小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第540回小麦句会投句一覧(1/7選句締切)

2025年01月02日 13時29分29秒 | 1日句会
明けましておめでとうございます。
これからまた新しい一年の皆さんの新しい俳句に出会えますように。


九州ではおだやかな天気の年明けになりました。
今年はカレンダーの関係で年末年始の休みが長いせいか、ゆったりとした感じの周辺です。
皆さんの地域はいかがですか?

2025年最初の句会。
投句一覧をお届けします。
いつものように選句をお待ちしています。


投句一覧

風花や山の鴉にもらひ泣き   
ぽきぽきと折れる若気や花やつで  
退職金旅とグルメの冬うらら  
表札の文字はローマ字花八手  
枯れ野行くあの人頼りの年迎へ  
連山に雪百貨店消えゆく町   
電柱が街の景観年つまる   
冬青空ありがたい健康寿命  
踏んばって生きて枯野の風の中     
八歳の我が髪飾る花八つ手   
混凝土の街より逃げる枯野へと 
解体の車輪の光る花八つ手  
木枯らしや天狗山行きバスを待つ 
がらんどの夜の犬小屋花八つ手  
世話人は角のだんご屋初句会   
鎮魂の町の微笑み冬帽子   
歳晩や受胎告知の文届く  
夕暮れの解放される花八つ手
山眠る雲にも山が出来て居り
共学化に抗う生徒片時雨  
枯野行く海援隊の歌真似て 
枯草を踏む枯草の風となる 
枯葎滅びの和音を踏んで行く
電線の空を細切れ年の暮  
また一つ齢重ねて花八手  
枯れすすきキラキラ風のホログラム  
温室の隣果てなき枯野原   
大枯野走るバイクの砂煙   
冬青空シルバーパスは期限付き
極月や畑の風聞き枯れを聞き 
看板のかわらぬ町の寒雀   
枯れ草の奥で暖取る者は誰  
花八つ手きれいな爪の父だった
花八つ手水をもらひに蔵の町 
花八手ぽんとあやつの誕生花 
暮の市仏具神器を積み上げて 
花八つ手家族写真の並び順  
花八手九人で送る小さき葬  
大晦日土産どっさり夜行バス 
駅前の一杯飲み屋冬灯し 


★選句要領

選句数6句(うち特選1句)
締切 1月7日(火)24時
 
選句コメントをつけて送ってください。
選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。
選句メールの作り方は、このブログのカテゴリのうち「小麦句会への参加方法」をよく確認して送っていただきますよう、重ねてお願いします。
 
今回の当番は宙虫です(選句送付先メルアド)
soranmugi-oomugi2017@yahoo.co.jp
 
★★
俳句「麦の会」
ブログ更新中です。
https://mugidakara.hatenablog.jp/


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