10月になりました!
立て続けの台風もあり、今朝の宮崎での地震もあり。
気温がなかなか下がらず、昨日も30度。
今週なかばには一気に気温が下がるらしい。
円楽師匠や猪木氏の訃報・・・・
なんで「国葬」なんだという疑問を持ちながら冥福を祈る。
投句一覧、いつも通り選句をお願いします。
※告知の際、投句締切の訂正などお騒がせしました。指摘していただいた皆さんありがとうございました。
★投句一覧
山風の肌に馴染みて秋の茱萸
秋の山自分以外は誰も居ない
風そよぐ戦車攻め来ぬ大花野
秋色の古道曙草と遭う
気まぐれで熱しやすくて猫じゃらし
タイムスリップ秋野にひとりどうしよう
秋深し桔梗手向けてむねん言上
ライブチケットの予約野茱萸はまだ渋い
余白なのか本文なのか芒原
記帳所の列は長蛇に一位の実
草の花こどもの靴の赤き紐
秋天に真っ直ぐ飛ぶやティーショット
雲白く夜を流れて草泊り
秋雲やここはお國を何百里
芒原行けども遠しまほらの山
牛の尻撫でてゆく風秋高し
見渡せばすべてが主役秋うらら
遠望に目玉を動かし秋うらら
末枯れやつらつら雲の横たはり
「國葬」の国とは見えず天高し
空高し草原駆ける駿馬あり
名も知らぬ朝日に濡れる草の花
生けるものみな過客なり鳥渡る
草の穂や踏み付ける前に観察し
ゆすらとる家康如く生薬酒
微かなる木星尾根の冷ややかに
万物の命吹きこむ秋の秋の風
秋草にまみれて恋を見失う
茱萸食めばふるさと三百六十度
産土の南の國の林檎かな
老初めし吾にきらきら雨の茱萸
千振を咲かす浮力を生む草原
天病むや泣きなが原の花芒
星月夜羊と眠る遊牧民
花野原生死は同じ風のなか
草の実の一つ一つに朝の色
燃え尽きた瓦礫の街や秋の蝶
睥睨し猛るは鵙の気宇なれば
青空や赤き実ともす秋野行く
秋草に触れ少女へと戻りゆく
草ひばり食うて小昼の塩むすび
草の絮子供が遊ぶ風の道
草陰におんぶばったの恋かしら
芒原声のとどかぬところまで
★選句要領
選句数6句(うち特選1句)
締切 10月7日(金)24時
選句コメントをつけて送ってください。
選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。
★当番は宙虫です(選句送付先メルアド)
★★
俳句「麦の会」ブログ更新中。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます