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小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第361回小麦句会投句一覧(7/7選句締切)

2017年07月02日 09時30分49秒 | 1日句会

 

お待たせしました。

今年の梅雨は「熊本市内」ではたいした梅雨ではいまのところありません。

降るには降りますが雨量も少ない。

それでも大雨のニュースはあちこちで聞きますが・・・・。

先週末からいきなりの蒸し暑さですが、今日は晴れています。

まだまだ何が起きるかわからないのがこの時期の天気。

お互い気をつけましょう。

では、投句一覧をお届けします。

 

 

★投句一覧

 

梅雨しとど後継ぎのない田を濡らす  

植田径けんけんぱつぱけんぱつぱ    

田主の雨の水田を見てまはる  

ひとの影見えぬ村史に田を植える  

街中に取り残された植田かな  

夏燕記憶に変わらぬ瓦屋根   

雷熄めば己が天下を雨蛙        

早苗田も豪雨に耐える根付きかな

五月雨やビルの谷間の小さき田 

植田ゆく子の結ひくれし鈴の音 

植田水空の雫を付け足しぬ  

彷徨の街の海月となりにけり 

青梅雨の当て所なき街あてどなく  

余り苗放置をされて枯れ尽くす 

周辺の建物入るる植田かな         

梅雨しとど傘立てにまた増やす傘  

青時雨置いてけぼりの羽根一つ         

梅雨の蝶掃い金原まさ子逝く  

銀色の雨をまといて実梅落つ  

紫陽花や雨の匂いに噎せる街 

約束の時間は過ぎて梅雨寒し 

六月の地上の羽根の忘れもの 

五月雨れてベンチに残る羽球かな 

青葉雨君に会えない傘がない  

突き合ったシャトルコックも梅雨に濡れ 

捨苗の雀隠るるほどの丈   

梅雨寒や羽根を休めているシャトル 

門前の今日の格言さみだるる  

遠雷や村の時計がゆるくなる  

透明な傘や植田は静もりぬ  

梅雨ごもり釘一本だけを打つ 

軽薄とわかつて競ふ七変化  

仁王像植田の風を胸に受く

夏至の日のベンチにひとつ忘れ物  

 

選句要領

★選句数
6句選(うち特選1)
選外のコメントも受け付けます。

★締切
7月7日(金)24時

★当番(投句先メルアド)
nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp

↓選句前に再度確認しましょう。
☆カテゴリーにある小麦句会への参加方法をクリック☆よくお読みください。

 

 

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