さだや日記~創業96年目メーカーズシャツ鎌倉広島店のフランチャイズとオフプライスショップネクストを営んでます。

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第374回定期演奏会

2017-10-28 07:09:36 | 演奏会、ライブイベント

所用で三越に行ったついでに、今年買えずにいたハロウィングッズを購入しました。

スタッフからは好評のようでよかったです。

夕方にとあるドキュメントをお渡ししなければならなかったので、

ギリギリA4で入らないものをB4でやっては持ち運びに困ること明白。

幸いプロのコピーショップだったので、コピー機は高性能。

ドキュメントの大きさをA3に設定し、95%の縮小をかけ、

印刷用紙をA4に指定し、印刷に成功しました。(少しマニアなネタです。)

夜はこの演奏会に行きました。

コンセプトは、天女、天使。

「飛天繚乱」はまさしく、大陸の壁画や日本の絵画に描かれる天女そのもの。

漫画「日出処の天子」の幻想的なシーンともとれます。

非常に描写的で透明感あふれるこの世のものではないもの。

先生のフルートソロは、超絶な下降音列から次のフレーズに移るとき、ふと「でも(私はこう思う)」という人間的表現が垣間見えました。

オーボエの音が木管群を包み、理想的な役割を果たしていました。

ベルク「ヴァイオリンコンチェルト」ベルクの生きていた20世紀初頭の空気を伝えてもらいました。

開放弦による印象的な冒頭から、次にどうなるんだろうと思わせる1楽章の展開。

2楽章の激しく盛り上がる部分ではチューバとティンパニーで殴られたような衝撃。

クライマックスに近づき、クラリネットの旋律とともに、天使が降りてきたと思いました。

トロンボーンの重ね方、アルトサックスの使い方。ベルクの知的で構築的な技法を楽しめました。

ヴァイオリンの方流石一級品。めったに聞けない音を聴かせていただきました。

シューマン「ライン」 46歳で亡くなったシューマン40歳の時の作品。ちょうど新しい職を得て、

希望にあふれた彼の心境、チャレンジの心、ライン川に対する思いが込められているのだと思います。

1楽章で指揮の方が、作品に入りすぎてました。それだけに大変な熱演でした。

そんな中、ふと日常の心境に戻る自分がいて、

自分にとってこれが現実なのか、それとも日常が現実なのか、わからなくなりました。

演奏会の感想って長いほうが好きかな、と思い、

長く書いてみました。

それでは良い土曜日をお過ごしください。