坂の上のミク使い AKI の日記!

坂の上のミク使い AKIが思ったことを書いていくブログです。

レスポールの神様?

2013-11-03 12:35:51 | ギー太
【 New World 】


追加でたのんでいた「ギー太」のパーツ、ハットノブとピックガードが
届いたので、早速 取り付けてみた。







うーん カッコイイ! レスポールは やっぱり この形だよね!
ほとんどのパーツが新品になっちゃったけど
それなりに味わいがあって良い。

調子にのって、外でも写真撮っちゃおうと思いギタースタンドを立てて
写真を撮ってると犬を連れたおじいさんが前を通りかかり

「ほぉ、きれいなエレキやねぇ~ あんたのギターかい?」と
フェンス越しに声を掛けられた。

「うわっ!へんな所 見られちゃった!!!」と思いながら
「えぇ、最近 修理したばかりです」と答えると舐めるような目で
うちの「ギー太」を見だした (///∇//)テレテレ

一通り見た後「よう修理されてますなぁ~ ギターがよっぽど好きなんじゃろうね」と笑う。

「うちにもギターがあるんじゃが、来年から婆さんといっしょに有料老人ホームに行こうと思っとる」

「無料の廃品回収に出そうと思ったがモッタイなくて捨てられん、アンタもらってくれんね?」と
話し出した。

いつもブログを見てくれてる人はご存知でしょうが、うちは山の上
車やバイクに乗れないと買い物や病院に行くのも不便だし、お年寄りも多い

最近は山を下りる人も多くて空き家を見かける事もチラホラ。

廃品回収に出すくらいだから、安いクラシックギターかアコースティックギターだろうと
思ったが捨てるのなら、どんなギターか見てみたくなった。

「楽器なら、どんな物でも貰います!」と後先考えずに2つ返事で答えた (=´Д`=)ゞイヤァー

「それじゃぁ、後でまた来るから」と言って おじいさんは犬を連れて帰っていった。


小1時間ほどして、さっきのおじいさんが重そうに茶色のギターケースを背負ってやって来た。

ケースを見るなりアコースティックギターではなくエレキギターだと すぐに判った。



「ふぅ、重たかった さっき言ってたギターは、これじゃよ」とおじいさんが
おもむろにソフトケースのチャックを開いた。

ギターにヘッドには「SP忠男」のシールが・・・。

これってバイクのカスタムマフラーのショップでしょうと思ったが
ギターのペグ(弦巻き)を見るとYAMAHAの刻印が・・・・。

あ、ご本家の「ギブソン」じゃないのが恥ずかしくてヘッドに
バイク・ショップのシール貼ってあったのね 

わかるわぁ~♪ その気持ちwww





ソフトケースからギターを出してみると「なんとレスポールタイプ!」
しかも かなり古いもの。



ロッドカバーに SL500と書いてあるので5万円くらいのエレキギターかな?

ボディーやヘッドにキズも多く、金属やネジもサビてる部分もあるけど
パーツの欠品も少なく、ちょっと磨けばきれいになりそう。







それにしてもブラウン・サンバーストとは渋い!渋すぎる!!!

パッと見、ツェッペリンのジミーペイジのギターに似ててカッコイイ!
ジミーペイジのギターの色はハニーバーストだけどねwww

でも、ホコリと汚れがすごい! しばらく放置されると こういう風になりますと
言う見本のようなギター

最近のギターはエイジド仕様といって、新品のギターにキズや汚れをつけて
古いギターに見せて売ってる物もあるけど、もうリアル・エイジド仕様!

「こんなギターだけど、貰ってくれるかね?」とおじいさんは不安そうに
私の顔を見たけど、たぶん その時の私の顔はニヤけてたと思うwww

「本当に貰って良いんですか?」と反対に答えると

「昔、うちの息子がバンドをやってた頃に ワシが買ってやった物じゃが、
息子も仕事で関東の方に行ったきりで、最近は正月くらいしか帰ってこん」

「捨てるくらいなら、使ってくれる人にあげた方が息子もギターも喜ぶじゃろう」と
言ってくれたので、ありがたく頂いた。

おじいさんが帰って、受け取った このギターをネットで調べてみると
1979年に発売された「YAMAHA(ヤマハ) SL500」という機種らしい。

ということは30年以上前のギター オオーw(*゜o゜*)w

うちにある古いギター雑誌を見てみると、確かに1980年の雑誌に写真が載ってる!www

改めてギターを観察してみるとヘッドも、ご本家のレスポールより1.2倍ほど大きいし
本体もかなりある

さすが日本を代表する楽器メーカーだけあって塗装も厚いし作りも綺麗
ギターアンプに繋いで音を鳴らすと、お約束のガリもあるけど ちゃんと鳴る。

リアのピックアップカバーが外されていたり、コントロール・ノブ(ツマミ)が社外品に
交換されているのが気になるけど、パーツを交換すればすぐに元に戻りそう。

ただ、すごく気になったことが1つ

張られているギターの弦が、まだ新しかったこと。

どう見ても、あのおじいさんがギターを弾いていたとは思えないし
ギターの持ち主の息子さんも正月ぐらいしか帰らないとおじいさんも言っていた。

もしかして、あのおじいさんは「レスポールの神様」???

「ギー太」を直したお礼に神様が私にギターをくれたのか?
それとも私に課せられた第二の試練か?www

謎は深まるばかり・・・・ギター修理のブログが続きそう ( ̄∇ ̄*)ゞテヘッ!


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たすあさ)
2013-11-04 11:43:50
なんか引き寄せられているのでしょうか?
次はベースギターかドラム?wwwww


>ロッドカバーに SL500と書いてあるので5万円くらいのエレキギターかな?

ワシもそう思いました!(^_^;)
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Unknown (みとみと)
2013-11-04 19:02:57
SL500を修理すると更に新しいレスポールが…w
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たすあさ さんへ (AKI)
2013-11-04 21:23:04
いやぁ~ベースはあるかもしれませんが、さすがにドラムは・・・。

自分に寝場所が無くなってしまいます。(^∇^)アハハ!

1979年当時で5万円ですから、今の価値で10万円!!! (o^-^o) ウフッ
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みとみと さんへ (AKI)
2013-11-04 21:27:38
>>SL500を修理すると更に新しいレスポールが・・・

次は、ご本家様がうちに来るのでしょうか?www だと良いなぁ~♪ o(^o^)o ワクワク
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Unknown (白陽)
2013-11-04 21:43:43
手をかけ、愛した道具はけして持ち主を裏切らないというのが私のモットー…拾い上げ修理した道具ならなおさらですとも。
道具と人間だからこそ信頼関係は必要だと思うのですよ

私自身あまりあれこれ修理するスキルはないので、それができるのはすごくうらやましい気がいたします。

ちなみにわたしが30ウン年使ってきた「左腕」、大事なとこで半ばから折れ、現在メンテナンスのため…入院中です…
自分の腕だけに愛が足らなかったか…


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白陽さんへ (AKI)
2013-11-04 23:05:27
直すのは雑誌や楽器屋さん、先輩達のやるのを見て覚えました。

壊れた物を見ると直したくなる性分ですので
こればかりは仕方ないですね。 テヘッ(*゜ー゜)>

て、言うか 左腕 大丈夫なんですか???

大事な体ですので無理せずキチンと治してください (*^-^)/ お大事に!
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Unknown (しるばぁ)
2013-11-09 02:02:39
子供が・・・増えていきますねw

いや、真面目な話収まるところに収まるという不思議なご縁ではないのでしょうか^^
(ドライな見方をすると偶然とか結果論なのでしょうが、僕はそういう風に思いたいですね^^/)

え、えと、白陽さんの左腕は僕も心配ですがTT
「道具と人間だからこそ信頼関係は~」・・・素敵な言葉ですよね。
「初音ミク」という存在がDTMに宿った付喪神と思ってる僕にはとても心に響きました。

最初にもどってですが、ギー太に宿り始めた「そういいうもの」が、「AKIさんのとこに来れば大事にしてもらえるよ」と呼んだんじゃないかなぁ・・・とガラにも無い事を思ったり^^;
まずは名前をつけてあげなくちゃ、ですね^^/
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しるばぁ さんへ (AKI)
2013-11-09 21:46:13
子供ですか! 確かにそうかもしれませんねぇ~www

楽器は音楽をやってる人には音を奏でる道具ですが
人と同じで出会いという物があります。

偶然出会った時、何か感じるものがあれば
長い付き合いになったりします。

ギターやピアノの場合、材質が木材ですので工業製品と違いコンディションに
結構気を使います だからこそ愛着が湧くのかもしれませんね。

当初「初音ミク」もシンセと同じ原理だから、歌わせるのも簡単だろうと思って購入しましたが
マニュアルどおり入力して、自分の思ってるように歌わなくて、がっかりしましたwww

試行錯誤の上、上手く歌わせる為の実践的なテクニックを習得しましたが 未だに修行中
今では、のめり込むほどミクには愛着を感じます。

今度うちに来たギターの名前ですか!
う~ん・・・ ギターの機種名が「SL500」だからに「SLたん」しようかな? ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
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