喜多方市で90歳の桶職人さんに依頼されていた鋸の目立てを済ませたので、電話連絡をしてから出向いた。
細い通りに面したガラス戸越しに仕事中の姿が見えた。
その仕事に集中していらっしゃっる姿は
実に理にかなっている姿勢と動き。
常々、思っている事ですが職人仕事には
無駄がありませんね。
しばらく見せて頂いていた所で気付かれてしまった。
自己紹介をすると、お茶の間に誘われた。
有名な温泉の風呂の修理を頼まれたが、
相手は「出来ないでしょうね」と
半分諦めていたよう。
慎重にチェックをし、確証を得て寸法取りを始めたら「可能なのですか?」と。
自宅で数日仕事を進めて準備万端!
出向いて修理をし、完成!
職人として、経緯の中の気持ちが想像出来た。
等など、話は尽きそうもないので、再会を約束して、おいとました。
次回が楽しみになった。