会津鋸鍛冶屋「中屋伝左衛門鋸」。
もはや、経営は成り立たない。
廃業前に「せめて鋸鍛冶屋が、会津に居た！」と、足跡を残したい！
折りよく、Windows95が公開された。
ホームページを創れる！
己の存在に無関係に、幾年かは人目に着く状況に成る事が分かった。
光通信など存在しない中で飛び込んだのは、平成７年でした。
拙いホームページでしたが反響があり、廃業出来ない状況になって、23年間。
鍛冶屋としての生き甲斐を、多くの方々に頂いて令和を迎えようとしています。
私にとって、平成は伝左衛門が生まれ、育つた時代であった！と感じています。
私に力を与えて下さった皆様に
芯からの感謝の気持ちを、お伝えします。
有難うございました。
あと、3時間弱で新元号。
縦挽き鋸の需要が増えていると、感じている。
両刃鋸では、パワーが足りない。
と言って、大鋸では大きすぎる、厚すぎる。
そのような人に使って貰いたいのが、このタイプの縦挽き鋸。
平成最後の落札になりそうな、美しい撞木柄,,, しかし！
届いた鋸の刃先が折れていた。
ヒッコキを終えると、、、
ここからのスタートになる。
歪み除去は、このタイミングではやらない。
何故なら、これから深く擦り込むと、（詰まり）が出る。
目の形を整えると、鋼のスリ粉が多く出ている。
ここまで進んだら、歪み取りと曲り直しを済ませていいです。
あとはアサリ出しとの、本目立て。
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完了後は、オークションサイトに出品し、youtubeにアップしました。
ご覧ください。
過日、書いた大きな窓鋸の目立て、
依頼主様からの問い合わせには、お詫び！
文字通りの 要 が思わしくないのは、精神的に大きな痛手です。
刃先が折れているので手間が多くなると同時に、腰への負担が比例する！
今日は 五分間だけ！ の日もあったが、だましだましで進めた。
ところが!!
なんと言う事でしょう。
もう少しでアサリ出しに移る所で、刃先が ポロリ!!
古い鋸にはよくある事で、ヒビが入っていた為に錆が出ていたのです。
断面を見るとクッキリ見える錆色。
身体は勝手に動いて、ヒッコキに移りました。
初めから、やり直しとなりました。
擦り込み目立て二枚を施したことになりましたが、先ずは一安心
#平成最後 の窓鋸目立てに成りました。
会津の鋸鍛冶屋｛中屋友右衛門｝製 二尺の広幅窓鋸でした。
依頼主さんが想像以上に喜んで下さった事で、自分は満足‼
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次に待っているのは？
写真が送られてきました。
後日改めて。 伝左衛門
