会津の鋸鍛冶屋です。目立てを習得して頂きたく、Youtubeに目立て関係の動画をアップしています。お目通し下さい! 

目立てを身に付けたい方に仕事場にて実習支援しています。勿論、無料。
メールからの日程調整を致しましょう。

町内の鍛冶屋が

2020年01月06日 11時46分21秒 | 鋸目立て

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学区内の新年会に参加してきた。

我が町内からは、4名。

ひとりは空いてる席へと離れたが、3名は隣通しに着席できた。

 

その3人は 鋸鍛冶屋のみ!

一人の男性は、2代目 中屋宗兵衛氏。

もう一人は、5代目 中屋重兵衛氏の奥様

そして、3代目 中屋伝左衛門の私でした。


当然のように、懐古話しに入り込んでいきました。

その中で、興味が湧いたのは「女性の私は仕事場に入るのには抵抗があった。」でした。

炭火を貰う為に仕事場に入るには、必ず草履に履き替えなければ ならなかった!

親からの旅行土産には、必ず草履が有ったそうです。

80代の鍛冶屋奥様とは、5~6年の歳の差でしかないが、男性陣には記憶が無かった。


かっては、酒造りの杜氏に女性は成れなかった事と、

同様の考え方が基本にあったのか?

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社会の変貌には、先人方々も多様な感慨を持たれた事でしょう。

 

それが、綿々として今があり、未来があるのでしょうね。

 

「昔は良かったなぁ」

ここ百年間に、この言葉を使った人の数は、どれ程だろうか。

「いい世の中になったなぁ」と

口にした事も多いでしょうね。

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さて、今年の初仕事の 八丈島の方からの鋸目立てを

やって来よう!

溶けかかってはいるが、周りの雪のお陰で

明るい仕事場で。

 

 

 

 


「まどのこ屋」開設

2020年01月02日 14時25分48秒 |  #鋸

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明けましておめでとうございます。

無事に新たな年を迎える事が出来ました。

本年も、気の向くままに書いて参ります。

宜しくお願いします。


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昨年ですが、京都の津川さんが、ホームページを

立ち上げました!

 

 まどのこ屋 」(左をクリックでジャンプします)

https://0k8qw.crayonsite.net/ 

ホームページの名称に、ひらがなを使った根拠を聞いたのは、

地酒と馬刺しの居酒屋でした。

 

伝左衛門さんが見せてくれた写真に写ってる

幼い姉妹が、窓鋸を型どった中に、書かれていた 

平仮名の優しい感じに魅力を持ったから!」。

 

 

何かを見聞きして、何かを感じられる。 人って、いいですねぇ!

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昨年は、強い意志で鋸に関わっている方との出会いがありました。

「もう、お会いする事は、無いだろう」と諦めていた方との再会がありました。

人様に おいで頂けるような処では無い、仕事場に遠路お出かけ下さり

貴重なお話を聞かせて下さったり、古い時代の名工の鋸を手に

取らせて下さった方とのコンタクトもありました。

又、お会いするチャンスを戴きながら、期を逃してしまった失態もありました。

 

本年はいかなる時間を迎えるか?

残り少ない、貴重な時間を無駄にせぬよう!

まだ前進する生き代は、あるでしょう!

基本は、健康と自覚しつつ、進めます。

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昨年末は元気がない自分を感じていましたが、大晦日の菩提寺恒例の

{除夜の鐘}で何回目かの鐘担当になり、百数十人のお世話をさせて頂きました。

小さなお子さんには、踏み台を使って貰い、綱の持ち方やらを指導する、などなど。

全ての方との挨拶・会話を重ねている内に、元気が出ている、、、、

不思議な自分を感じての、越年でした。

気の持ちようが、大事かな?