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学区内の新年会に参加してきた。
我が町内からは、4名。
ひとりは空いてる席へと離れたが、3名は隣通しに着席できた。
その3人は 鋸鍛冶屋のみ!
一人の男性は、2代目 中屋宗兵衛氏。
もう一人は、5代目 中屋重兵衛氏の奥様
そして、3代目 中屋伝左衛門の私でした。
当然のように、懐古話しに入り込んでいきました。
その中で、興味が湧いたのは「女性の私は仕事場に入るのには抵抗があった。」でした。
炭火を貰う為に仕事場に入るには、必ず草履に履き替えなければ ならなかった!
親からの旅行土産には、必ず草履が有ったそうです。
80代の鍛冶屋奥様とは、5~6年の歳の差でしかないが、男性陣には記憶が無かった。
かっては、酒造りの杜氏に女性は成れなかった事と、
同様の考え方が基本にあったのか?
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社会の変貌には、先人方々も多様な感慨を持たれた事でしょう。
それが、綿々として今があり、未来があるのでしょうね。
「昔は良かったなぁ」
ここ百年間に、この言葉を使った人の数は、どれ程だろうか。
「いい世の中になったなぁ」と
口にした事も多いでしょうね。
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さて、今年の初仕事の 八丈島の方からの鋸目立てを
やって来よう!
溶けかかってはいるが、周りの雪のお陰で
明るい仕事場で。