・昭和43年12月14日(土)晴れ(イスラエルの休日の日)
今日はユダヤ教の教えから来るユダヤ人のシャバス(安息日)の日で、公官庁、商店、レストラン等も休みの日であった。しかし、休みの日でもキブツの食事担当の人は働いていた。その代わり振り替えて休める。日曜日は労働する日で、一週間で土曜日だけが休みであった。従って、一時的滞在者にとってもキブツ人にとっても土曜日は、貴重な日であった。
その最初の休みは一日中、本(深田久弥の「中東の砂漠を自動車で走破」)を読んだり、日記を書いたり、イギリスの友達(シーラ、マリアン、ジャネット)、日本の友達そして家族に手紙を書いたりして過ごした。手紙を書くのは1ヶ月振り、否それ以上であった。
後日、N君の手紙によると、私がイスラエルのキブツに居るとは想像外の様であったらしく、彼は私が船で帰国途中(予定通りなら、そうであった)だと思っていた。
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