なんちゃってヘブライ語講座

超ビギナーですが、日々忘却の彼方に消え行く記憶をとどめたく、
備忘録代りにヘブライ語と関係あることないことを綴ります。

ヘブライ語で「手」 続き

2010-01-26 20:33:39 | ヘブライ語・名詞
ערב טוב(エレブ・トヴ!)

ヘブライ語の「手」の続きです。前のは、あまりにも短い内容でした。

さて「手 」のことを、יד(イャド)といいます。
そして両手  だと、ידיים(イャダイム)。

この名詞は、女性名詞です。普通、複数形の語末が ים(イョド&メム)だと
男性名詞になるのですが、これは例外で、女性名詞。

イスラエルには、イャド・ヴァシェムという、ホロコーストミュージアムがあります。
ホロコーストの記念館なのですが、ヘブライ語では יד ושם(イャド・ヴァシェム)と
書きます。

יד ושם(イャド・ヴァシェム)は、旧約聖書のイザヤ書56章5節の
一節から取られたものです。

日本語の聖書にはあんまり原文が反映されていないように思うのですが、
「わたしの家、わたしの城壁のうちで、息子、娘たちにもまさる
分け前と名を与え、絶えることのない永遠の名を与える」

「分け前」の部分が別訳では「手」と注釈がついていました。
あんまり意味がわかんないな~と思っていたら、

旧約聖書の第2サムエル記18:18では同じ語を「記念碑」と
訳してあり、「それは、石の記念碑にしばしば「手」がほりこまれた
からであろう」と注解書にありました。

なんだか、お勉強になってしまった


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。