古いブログ記事を復刻しています。
近頃、18年も前に出たスマサーラ長老の本を真似して、「般若心経は間違い」という主張をしている論者がいるそうです。
それらに対して、この18年間、相変わらず何の反論もできない日本仏教は情けないものですが、自分たちも「般若心経」を理解していなかったのですから、仕方がありません。
. . . 本文を読む
以前の記事ですが再掲させていただきます。
2021-07-10
新刊!
密教秘伝 西遊記 全百回
張明澄記念館 価格 16,000円
PDF版をご希望の方は、お問い合わせください。
&nbs . . . 本文を読む
2024.10.13
一昨年5月の記事ですが、季節に合わせて再投稿します。
追記もあります。
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2022.5.11
二首ともに、秋の句ですが、
昨夜BS4の「ぶらぶら美術・博物館」という番組で、初夏の建長寺を訪れるという企画があり、中でも、山田五郎さんの解説が面白く、
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」と . . . 本文を読む
一年前の記事
調査の結果、言論の自由という観点において、ハーバード大学が最低だと判明 (09/20)
Survey reveals ‘worst’ US university for free speechハーバード大学がFIRE(「個人の権利と表現」財団)の新たな調査により、最下位となった出典:RT 2023年9月7日 <記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ . . . 本文を読む
この記事は以前に書いたものを修正・追記し、
篠沢教授に全部!訳して欲しかったプルースト の、続編として編集しなおしました。
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何かがあたったように、窓ガラスに小さな音が一つ、つづいて、上の窓から人が砂粒をまいたかのように、ゆたかな量感の、さらさらとした落下、 . . . 本文を読む
母は溝の入った帆立貝の貝殻で型をとったように見える、「プチット・マドレーヌ」と呼ばれる、小ぶりのぽってりしたお菓子をひとつ持ってこさせた。やがて私は、陰鬱だった一日の出来事と明日も悲しい思いをするだろうという見通しに打ちひしがれて、何の気なしに、マドレーヌのひと切れを柔らかくするために、浸しておいた紅茶を一杯、スプーンにすくって口に運んだ。とまさに、お菓子のかけらのまじったひと口の紅茶が口蓋に触れた瞬間、私のなかで尋常でないことが起こっていることに気がつき、私は思わず身震いをした。 . . . 本文を読む
一年前。
一年前の記事です。
※篠沢教授の話だけ読みたい方は、一番下のほうにありますので、スクロールしてご覧ください。
マルセル・プルースト作『失われた時を求めて』は、20世紀最高の文学と言われる傑作ですが、日本語への翻訳は非常に困難とされます。
特にその冒頭出だしは、一見非常にシンプルな短文ですが、様々な訳文が存在してきました。
最も多く読まれていると思われる、井上究一 . . . 本文を読む
少し前の記事ですが、スマホで読みやすく編集します。
2018.08.17
最近受けた「仏教」と「子平」に関する質問と、そのお答えを掲載します。
質問
「張明澄著 密教秘伝西遊記の53ページの中道について上手く理解できません。
すべてのものが空であるのは対立的本質を含む相対関係の上で成り立っていることは理解できます。 53ページの8行目、思考と言語は対 . . . 本文を読む
ご存知ですか? 3月16日は吉本隆明の命日です | 文春オンライン
2017/03/16
2012年3月16日、詩人・評論家の吉本隆明が87歳で死去した。1924年、東京の下町・月島の船大工の家に生まれた吉本は、戦後は40代半ばまで会社勤めをしながら、文筆業と二足のわらじの生活を送る。この間、労働争議が原因で会社をやめ、失業した経験も持つ。大学から教職に誘われることもあったが、「学生時代、ろくに講義を聞かなかった僕が、講義する側に回るなんて滑稽すぎます」との理由から断り続けたという(『週刊文春』2000年10月12日号) . . . 本文を読む
敏速なコロナ対策で勇名を馳せた、ジャシンダ・アーダーン元NZ首相。実はとんでもな人だったようです。
ハーバード大学、国連で「言論の自由」に反対の声をあげた元NZ首相を特別研究員に抜擢
ジャシンダ・アーダーン女史はもうニュージーランドの首相ではないが、国連の場に戻ってきて、世界規模で検閲を行なうことをこれまでどおり求めた。アーダーン氏はいまや世界で言論の自由に反対する勢力の中で代表 . . . 本文を読む
《『般若心経は間違い?』の間違い》という、以前の記事を、もう一度読みたいのに、すぐに見つからない、というご指摘があり、
内容はそのままですが、スマホで読み易く編集しました。
2018-08-20
近頃、10年余りも前に出たスマサーラ長老の本を真似して、「般若心経は間違い」という主張をしている論者がいるそうです。
それに対して何の反論もできない日本仏教は情けな . . . 本文を読む
一年前の話
2022.07.19
以前の「禅」に関する記事が見つからない、というご指摘があり、
内容は、そのままですが、今日の日付で更新させていただきます。
2018-10-05
「雲門屎橛」は、「超仏越祖」に「餬餅」と答えた「雲門餬餅」に並ぶ、
雲門文偃禅師の問答のなかでも最も有名なものですが、実は、あまり理解されていない「公案」です。
無門関第二十 . . . 本文を読む
一年前の話
2022.07.19
以前の「禅」に関する記事が見つからない、というご指摘があり、
内容は、そのままですが、今日の日付で更新させていただきます。
2018-09-15
張明澄先生の《員林学》講座《雲門禅解説》全七回(DVD発売中)より
碧巖録第七十七則雲門餬餅原文)僧問雲門。如何是超佛越祖之談。門云餬餅。
読方)僧が雲門禅師に問う。如何なる . . . 本文を読む
『吾輩は猫である』は1905年(明治38年)に雑誌「ホトゝギス」上に発表された漱石の作家デビュー作であり、いきなりの大ヒットになったことも知られています。その中で、デカルトについて、次のように触れています。
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単簡なる猿股を発明するのに十年の長日月を費したのはいささか異な感もあるが、それは今日から古代に溯って身を蒙昧の世界に置いて断定した結論と云うもの . . . 本文を読む