桜井ジャーナルの記事
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ポーランドのマテウシュ・モラビエツキ首相はウクライナへび武器供与をやめると9月20日に発言、注目されている。ポーランド国内の事情や穀物取引をめぐる対立も要因だと言われている。 ・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、ポーランドとウクライナの対立が表面化した根本的な原因はウクライナでの戦闘でアメリカ/NATOがロシアに負けたことにあるだろう。アメリカ/NATOの勝利を前提として描かれたビジョンが崩れた結果だ。
ポーランドはウクライナの西側を併合する計画だったのではないかと言われているが、ビジョンの基本はネオコンが描いている。ウクライナを米英巨大資本の支配地にしてEUとロシアを分断、資源がある東部や穀倉地帯を奪う一方、ロシア海軍の黒海艦隊が拠点にしているクリミアのセバストポリを抑え、NATOをウクライナへ展開してロシアに対する軍事的な圧力を強める予定だったのだろう。
ウクライナ情勢を理解するためには歴史を理解する必要がある。ドンバスを含む東部やクリミアを含む南部は革命後にロシアからウクライナへ割譲された地域で、住民の約7割はロシア語を話し、東方正教会の文化圏にある。そのためロシアへ戻りたいと希望する人はソ連が消滅するころにも少なくなかったが、西側資本の影響力が強まり、ロシア語文化圏に対する弾圧が強まるにつれ、そうした感情も強まった。 ・・・・・・・・・・・・
ネオ・ナチは2004年以降、つまりオレンジ革命当時からバルト3国にあるNATOの訓練施設で軍事訓練を受けたと言われ、ポーランド外務省は2013年9月にクーデター派の86人を大学の交換学生を装って招待、ワルシャワ郊外にある警察の訓練センターで4週間にわたり、暴動の訓練を受けたと伝えられている。
東部や南部の人びとはクーデターを拒否、クーデタの翌月にロシアとの統合を求める住民投票を実施したクリミアでは95%以上が加盟に賛成(投票率80%以上)し、ロシアの保護下に入った。南部の港湾都市オデッサでは2014年5月2日にネオ・ナチが反クーデター派の市民を虐殺、ドンバス(ドネツクやルガンスク)の住民は2014年5月11日に住民投票を実施、ドネツクでは89%が自治に賛成(投票率75%)、ルガンスクでは96%が独立に賛成(投票率75%)している。
クーデター後のネオ・ナチ体制はロシア語系住民を弾圧する一方、アメリカ/NATOは8年かけてキエフ政権の軍事力を増強、昨年3月にはドンバスに対する大規模な軍事作戦を計画していた可能性が高い。・・・・・・・・・・・
その計画を実行するため、ウクライナ軍は地下要塞が建設されていたドンバス周辺に集結するが、その部隊が動く前にロシア軍がウクライナに対する攻撃を開始した。この段階でロシアの勝利は明らかだった。
そこでイスラエルの首相だったナフタリ・ベネットを仲介役とする停戦交渉が始まり、双方とも妥協して停戦は実現しそうだった。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はNATOへの加盟を諦めた。
2022年3月5日にベネットはモスクワでプーチンと数時間にわたって話し合い、ゼレンスキーを殺害しないという約束をとりつける。その足でベネットはドイツへ向かい、シュルツと会った。ウクライナの治安機関SBUがキエフの路上でゼレンスキー政権の交渉チームに加わっていたデニス・キリーエフを射殺したのはその3月5日だ。4月にはイギリスの首相やアメリカの下院議長がウクライナへ乗り込み、停戦交渉をやめてロシアと戦い続けるように命令した。
今年6月4日に始まった「反転攻勢」が破滅的な失敗に終わったが、そもそも昨年2月末の段階でウクライナは負けていた。それを受け入れられない米英やその属国は武器や資金を供給、ロシアと戦わせてきたのだが、その結果、約50万人のウクライナ兵が死亡している。
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米国を枢軸国として観た世界の動静はあまり変化が見られず、その通りウクライナ情勢は膠着したまま、米英NATO・ウクライナのジリ貧となっています。
ウクライナ側の戦死者は50万人、ロシア側は5万人程度と見做されており、今後ウクライナ側は大きな攻勢を掛けることもできないでしょう、
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2023.01.01
2023年はどんな年になるでしょう。
太乙年盤で、測局を行います。
枢軸国を、米国とすると、各国の方位は次の様になります。
太乙測局の見方
先ず、年盤で、世界全体の動向を見ます。
次に、枢軸国から見た方位で各国の動向を見ます。
枢軸国とは、十九世紀までは中国、現代でも、アジアでは中国が枢軸国に当たりますが、全世界で見れば、アメリカ合衆国ということになります。
しかし、アメリカの覇権は、急速に縮小しつつあり、特に経済の面では、もはや世界の枢軸国とは言えません。もちろん、軍事面ではいまだに他の国々を圧倒していますが、どこでも侵攻して、制圧できるような力はもうありません。
枢軸国の中心点から各国を見て、十六方位のどの宮に当たるかを見て、その動向を判断しますが、日本を見る場合に、アメリカから見た方位以上に、中国から見た方位を重視する必要があります。
各宮に入った、諸星の見方は、概ね次のようになります。
太乙で、権力や政治経済の状態を見ます。太乙は単独で、対宮にも星が無いので、権力や政治経済には、大きな変動がありません。
計神で、世界経済の状態を見ます。計神が、臣基、民基と同宮しており、政治の影響で、世界経済、民間経済、共に振るいません。
文昌で、世界の文化状況を見ます。文昌が単独で、対宮にも星が無いので、世界の文化状況は悪い事はありませんが、対ロ制裁に影響で経済が不振なので、文化資金も不足します。
君基は、国威の星で、国の威信を見ます。君基が単独で、対宮にも星が無いので、国の威信は、特に変わり有りません。この方位には、英、北欧、ロシアが有り、国威は安定します。アメリカはロシア・プーチン政権の威信を崩せません。
臣基は、政治の星で、政治家や政局の安定を見ます。計神が、臣基、民基と同宮しており、政治の影響で、世界経済、民間経済、共に振るいません。
民基は、経済の星で、民間経済安定を見ます。計神が、臣基、民基と同宮しており、政治の影響で、世界経済、民間経済、共に振るいません。
五福は、枢軸国だけを見ます。五福が、客大と同宮しており、更に対宮に主大が有り、中国・米国を中心に世界が不安定になり、軍事的な緊張が生まれます。
始撃は、大きな事故や災害の有無を判断します。始撃は単独ですが、対宮に太歳が有り、大きな事故や災害、破壊的な動きなどが有ります。日韓中朝の方位に始撃、中東、地中海、北アフリカの方位に太歳、と為って居り、何か有ると大事になるかも知れません。
主大・主小は、権力を守るものですが、同宮や対宮にある場合、防衛力の拡大や活躍を意味し、良い傾向ではありません。客大の対宮に主大が有り、軍事的な緊張が有ります。
客大・客小は、妨害するものですから、同宮や対宮にあることを恐れます。客小の対宮に主小が有り、軍事的な緊張が有ります。
太歳は、何らかの破壊的な動きを見ます。始撃の対宮に太歳があります。
これらの星が、同宮したり、対宮にあったり、隣宮にある場合に象意が生じます。
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世界の動向は、今年の盤だけ見て、劇的に変化するなどと考えるのではなく、今までの流れの中で、継続して考えなくてはいけませんが、次のような例もあります。
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2022年1月の記事を看ますと、
2022年太乙神数による測局2 米国を枢軸国として観る
米国を枢軸国として観ます。
世界の政治や経済の見方は、同じ盤であり、枢軸国が変わっても違いがありません。
太乙と五福が同宮しますが、対宮には客小があり、世界の権力や政治状況は、あまり安定しません。対宮の巽九方位には、ブラジルやコロンビアなど南米の国々があり、米国が盛んにちょっかいを出すベネズエラもあり、政変の起こる可能性があります。
計神が単独で子八に入り、対宮には文晶が入りますから、世界経済や文化状況は順調で、カナダやメキシコとの関係も改善します。
君基が太歳と同宮し、各国の威信は不安定となります。この方位に、英国、北欧、ロシアなどがあり、急激な異変や破壊がおきる可能性があります。アメリカやNATOが進出しようとするウクライナなども火種になっており、ロシアの防衛策次第で、戦闘がおこる可能性もあります。
民基が臣基と同宮し、対宮に星がありませんから、政治家や政局は安定し、民間の経済は順調です。
始撃が単独ですが対宮に客大があり、大きな災害や、侵略・テロなどに対し、防衛力の拡大が起こり、不穏な空気となります。この方位には、フィリピンなど東南アジア各国があり、特に大統領が変わるフィリピンが、米国に焚きつけられて南沙問題などで中国と対立する可能性もあります。
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「五術・六大課」の中でも、「太乙神数」は最も習得が難しく、使える人も非常に少ないことが知られております。本書では、難しかった太乙神数の作盤法を平易に説明する他、測局、命理、風水への応用法を解説します。 |
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『太乙神数ベーシック』
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『太乙神数 フル バージョン』機能説明
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≪機能一覧≫ 『太乙大全』準拠 ・年盤・月盤・日盤・時盤作成機能 ・年月日時送り戻し機能 ・家相盤・墓相盤 ・門向/屋向・世運の送り戻し機能 ・命理盤 ・命理十三宮象意 ・命理遷移宮象意 |
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