明澄五術・南華密教ブログ (めいちょうごじゅつ・なんげみっきょうぶろぐ)

明澄五術・南華密教を根幹に据え、禅や道教など中国思想全般について、日本員林学会《東海金》掛川掌瑛が語ります。

年月辛丁でも 救いの有る命式(小室圭氏) 救いの無い命式は 洩天機 を看る

2022年10月26日 | 五術

子平の命式で、天干に 丁 と 辛 が並んで居ると、

非常に干関係が悪く、中々良い命式には為りません。

例外なのが、小室圭さんの命式で、 年月干が辛丁で、普通は良い命式に為りませんが、

日干が 戊 で山、時干が 壬 で 川 に当たり、此処に、丙の太陽が有れば、

「山明水秀」という貴命が成立します、

この命式は、年月が辛丁ですが、

この位置関係にある場合に限り、月星と見做し、

丙太陽の代用とする事ができます。

ただ、飽くまでも代用品なので、

人物として本物では無い感じを与える可能性があるものの、

十分に救いの有る命式とは言えるでしょう。

この出生時は推時で有り、時干が壬になるのは、

壬子時以外に、壬戌時の場合が有り、壬時以外でも、

庚申時であれば、蔵鉱という格局が成立し、こちらも貴命という事に為ります。

 

次の命式も、年月干が 辛丁で、日干が 己の大地 ですから、同じ様な判断が出来そうなものですが、

時干が乙で、土の下に花芽が有る状態で有り、

年月の月星が太陽に代わって照らしても、

中々芽を出して、花が咲くと言う事には為りません。

詰まり、本物では無いという評価を受けやすい上に、

一生、花芽の侭で開花しない、という事に為り兼ねません。

通常は、丁火 に 己の仮炉が並ぶ良さを取って、燃火の命式と看ますが、

乙の柴が炉の向こうにあり、燃料が無い上に、

丁火が、辛の玉を焼く、つまり折角の宝を駄目にして了います。

こちらが、余り救いの無い命式と言う事になります。

このような救いの無い命式の人は『洩天機』を看る事が有益です。

看るべき洩天機の番号は、240番と、為っています。

この詩の意味は、其れ程難しい物では有りませんが、

それが、どう役に立つかは、

その命式の当事者本人にしか解からないものです。

 

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