カウンター8席程度の狭い店で、野球部出身の店主が星野源を歌いながらご機嫌に切り盛りしている『焼肉たくちゃん』。
看板メニューはこの極厚タン。
それから生センマイが推しである。あの見た目でセンマイなど食べ物ではないと思っていたワタシが、ここではじめて生センマイをかじって、「おう、美味い」となった。
煙ももくもく、絶対にニオイがつくだろうと予想されるけれど、ここではそんなことを気にせずに焼いて食べて飲む。
これだけ分厚いタンなのに、カタくないのが素晴らしい。柔らかく、たっぷりのガーリックチップスとともに食べると劇的に美味い。
それ以外にも、店主オススメの肉を出してきてくれるのでありがたい。
コロナ禍のなかでも、いつも客でいっぱいの印象である。狭いので、個人的にはコロナがもう少し落ち着いてから再訪かなあ。
開店と同時に行ってちゃちゃっと食べて出るもよし、予約をして行ってがっつり肉と酒を楽しむもよし、気のいい店主のノリノリな様子を眺めながら、こちらも気分のよくなる店である。