かなりの頻度でお邪魔するようになった。
ワタシの舌そのものはグルメでも何でもなく、食材の良し悪しとか、何かそういう批評家のようなことは言えないし、言う能力もないのだけれど、基本的には「もっと食べたい」「そうでもない」「もういらない」という、おおよそ3パターンで感想が構成されており、「もっと食べたい」と思うと自分でも引くほど足繁く通う。
とても正直かつ素直な客なのだ(笑)
というわけで、こちらの店は大将をはじめスタッフの感じもよく、味も好みなので、ここのところ定期的に通っている。
何度食べても美味しい、というメニューもあるので何度行ってもあまり不満を感じない。
このぼたんえびはかなりのお気に入り。
残った卵黄にシャリを入れて食べたいくらいだ。…最高の卵かけごはんでは??
ワタシは1人で映画を観に行くことはないが、1人で鮨屋のカウンターに座ることには抵抗がない。最近はコロナ禍ということもあり、1人カウンターの隅っこで黙々と鮨を食べることが多い。
氷見ぶりのしゃぶしゃぶ。これはなかなか火の通り方もよくて美味かった。
…石川県の氷見のぶり、とその場にいた誰かが言っていたが、氷見は富山県では?(笑)
ぶりのおかわりでもいいけれど、やはりたまくえも捨てがたい。
いやしかし白子も食べたかった。季節ごとにしゃぶしゃぶの内容も変わるので、楽しみが尽きない。
これだけは通年鉄板メニューで変えないでくれと、心から願っている1品。はまぐりの茶碗蒸しである。
赤むつ昆布じめ炙り。脂のりの良い赤むつは、わさびを多めに添えても辛さを感じない。赤むつはもちろん塩焼きや握りでも美味いだろうと思うけれど、ワタシはこの食べ方がいちばん好き。
正月期間の特別椀、白味噌雑煮風の椀が出た。
ワタシにはあますぎてやや食べにくかったが、そういえば白味噌も最近味わっていないなと思い出す。毎年『炭屋旅館』でいただいていた白味噌の椀が懐かしい。
しばらく鮨も県内かつ1人で、おとなしくいただくことになりそうな感じである。