栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「3歳勝ち馬評価」先週ぶんを更新&雑感いくつか

2014-03-18 11:41:25 | POG

先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」先週ぶんを4頭更新しました~

先週も最高馬体重作戦が炸裂した中山芝でしたが、芝11鞍のうち1人気が馬券に絡まなかったのはアネモネのマーブルカテドラル(440)、日5モンドクラッセ(506)、房総アドマイヤサブリナ(432)、東風ケイアイチョウサン(456)、2人気で絡まなかったのが土7イントロダクション(422)、館山エバーグリーン(504)、アネモネのカウニスクッカ(454)、日6ヴァルコイネン(458)、日7インステイト(526)、房総エターナルムーン(474)、東風カオスモス(532)、中山牝馬エクセラントカーヴ(432)
まあ馬体重にとらわれすぎるのもアレですが、小柄な牝馬が人気になっていたら疑ってみる価値はあるんじゃないかと

シャンパーニュがゆきやなぎを逃げ切ったので、チチカス産駒が芝で逃げたときは[6.3.0.12]単回値590複回値140となりましたが、くるときはだいたい頭でくるので単回値がメチャ高いのがさすがAureole魂
あれはサトノアラジンがだらしないというよりも、馬体を併せにいったために抜かれたくない魂に火がついてしまったというべきで、結果論ですが寄せていかずに離れた外から一気に差したほうがよかったかも

そういえば昨夜GCでテイエムオーシャンの「栄光の名馬」やってましたが、あの馬も勝つときは4角先頭だったり外好位から抜け出しだったりでほとんど揉まれてないのがやっぱりAureole魂で(母はリヴリア×マグニテュード)、本田さんが「オークスは行きたがってしまったので、直線追い出しを我慢してたら一気に交わされてしまった」と悔やんでましたが、ローズバドに前を横切られた瞬間にAureole魂逆噴射でした

コマンズについては「平坦芝1200mに限れば単回値196円、ここがピンポイントの狙いやん」と「パーフェクト種牡馬辞典」で書いたのですが、そこに付記すると、これまで坂コースで勝った2頭、グランツ(His Majesty=Graustark4×4)とケルヴィンサイド(His Majesty=Graustark4×6)は、His Majesty=Graustarkの全きょうだいクロスをもつという共通点があります
というわけで、このクロスをもつ場合は坂をこなす可能性アリやん、という扱いでいきたいなと
なぜこれに気づいたかというと、日曜の中京芝1400mで2着にきたハピネスが、母父キングズベストでHis Majesty=Graustark4×6だったからなんですよね~

中日新聞はスローで上がりが11.7-11.2-12.0、この最速ラップ11.2はちょうど直線の坂の部分ですから、差し馬の場合はここを11秒を切るぐらいのラップで駆け上がらないと間に合わないということになり、そんな加速をみせたのはHalo3×4のマーティンボロとRoberto丸出し掻き込み走法のラブリーデイだけ
4着ユールシングングもシンボリクリスエス×スペシャルウィークらしい胴長ですが、捌きはRoberto3×5的なんですよね~
ケイワンバイキングがスローで逃げて上がり10.8-11.5で逃げ残った京王杯SCを、掻き込み親父が大外から一頭だけ凄い脚で追い込んだような現象、と言ってもいいかも
というわけで中京芝は、スローになると急坂を一気に駆け上がるような加速ができる血が有利になる…という考えてみれば当然のことですな

あと中京といえば、ダートは相変わらずSeattle Slewとスペシャルウィークがよく走りますが、これもコース形態とリンクしての現象なので当然といえば当然で、しかしスペシャルウィーク×Gone West×Slewpyのローブデソワの単を買ったら3着やん…

コメント (9)
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