栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

ファルコンSと若葉Sを予想しています

2014-03-21 20:11:58 | 血統予想

昼飯は豚とキャベツのふつうのソース焼きそばをつくってたんですが、ふと思い立ってブラックペッパーとホワイトペッパーの両方を大量に振りかけてみたものの、川崎競馬場のあのスパイシーなやつとは似ても似つかぬ味に…

土曜は「No.1予想」でファルコンSを、「馬券総合倶楽部」でファルコンSと若葉Sを予想しています~
ファルコンの◎は前売りをみたら今日のマローブルーより人気がないので、馬連で引っかけても美味しいという8点流し(・∀・)

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金曜のレース回顧~名繁殖リッチダンサーが、またも中山巧者を生んだ

2014-03-21 16:35:35 | 血統予想

中山11R フラワーC
◎12.マローブルー
○3.チョコレートバイン
▲7.バウンスシャッセ
△6.ニシノアカツキ
×16.スマイルシャワー
◎○はディープインパクト産駒としては好配合だとほめてきたし、重賞を勝てるぐらいの素質はあると思うが、今のパワー馬場で1800mならば、小柄でオリービンのようなマイラー体型のチョコレートバインよりも、中距離体型で母系のパワーも受け継いだ体質で、前走ひと捲りで楽勝のマローブルーをとるべきか。バウンスシャッセもリッチダンサーの仔らしく中山できれいに捲って勝ったが、兄たち以上に母父ホーリングの重厚さが出た体型で、細かいことをいうと1800mより2000mがベターかもしれない。ニシノアカツキとスマイルシャワーはパワーが勝った配合なので今の中山はピッタリで、東京や中京や新潟外の戦績は無視して中山実績だけで狙いが立つ。ショウナンパンドラは小柄でややトモが非力でナスキロ柔く斬れる牝馬で、これはパワー馬場ではエクセラントカーヴのように消えるパターンとみた。

中京10R 沈丁花賞
◎16.ファンディータ
○11.クーゲル
▲6.オンタケハート
△5.タイセイパラゴン
△12.サノイチ
×3.クリノコマチ
×10.カッサイ
注13.サリレモンド
「中京ダートは(東京と似て)シアトルスルーの血を引く馬が狙い」とよく書いているが、先週もこの血をもつ馬たちの活躍が特に日曜は目立った。ファンディータは父パイロがプルピット~エーピーインディ~シアトルスルーとさかのぼる父系で、テスタマッタやピットファイターなどもこのラインだ。前走が直線の長い1400mがピッタリという勝ち方だったし、抜けた馬がいないここならコース適性で勝ち負けに持ち込めるのではないか。

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フラワーCは1000m通過が62秒ちょっと、馬場を差し引いてもスローで流れて、2番手のマイネグレヴィルと3番手のパシフィックギャルが2着争いという前残りの競馬となり、その直後のイン好位をとったバウンスシャッセの楽勝でした

血統配合については、NETKEIBA「重賞の見どころ」より再掲しておきます~

バウンスシャッセ
Stubbs Art(英2000ギニー3着)、ホーカーテンペスト、フロアクラフトの妹。母リッチダンサーはSharpen UpとFairy Kingの組み合わせだけに粘り強さが身上で、だから産駒は東京よりも中山向きの脚質になりやすい。本馬も寒竹賞では中山内回りの勝ち方のお手本のような好位抜け出し。母父HallingはエクリプスSとインタナショナルS(ともに芝10FのG1)を連覇した中距離馬だったが、本馬はきょうだいのなかでも最もHallingに似ていて体型に伸びがある。少しジリ脚の感はあるので時計のかかる馬場は悪くないし、中山の中距離ならば好走間違いなしだが、1800mか2000mかというと2000mがベターではあるか。

この兄弟はほんとに機動力と粘りに長けていて、それだけリッチダンサーが優れた繁殖牝馬だということなのですが、これで3頭合わせて芝[10.6.1.22]、うち中山と内回り小回りで[7.2.1.9]

バウンスシャッセはきょうだいのなかでもHallingの重厚さが最も表現されていて、距離は2000mベストで2400mも牝馬同士ならドンとこいでしょう

ただ東京や外回りで一線級相手だと斬れ負けの心配はあるだけに、オークスでは馬場が渋るかHペースになるか、あんまり斬れ勝負にならないレースになればフロアクラフトより上の着順も望めるんじゃないかと

ちなみに馬体重516キロは出走馬中最高で、今日も中山芝では最高馬体重が4戦2勝と活躍、一方で先週のエクセラントカーヴのように小柄で柔らかく斬れる牝馬には辛い馬場で、このレースの1人気5着ショウナンパンドラや、5Rで1人気3着マリアフィオーレ、6Rで2人気7着サンマルホウセキなどは人気を裏切ってしまいました

ショウナンパンドラはたとえば京都のパンパンならばこの中でも斬れ味は一番やと思いますが、今日のところはそれを発揮できなかった…ということで

2人気クリスマスについても「重賞の見どころ」から再掲しておきます

クリスマス
バゴ牝駒というとオウケンサクラやアクティビューティの一本気な先行のイメージだが、Blushing Groomの父系は独特の気性の激しさが牝馬には伝わりやすい傾向がある。しかも本馬の場合、その激しい気性の源と考えられるWild Riskの血をBlushing Groomとディクタスを通じてクロスするため、一気に脚を使ってしまう性格となったようだ。ちなみにBlushing Groomとディクタスを併せ持つ馬にはコスモプラチナやヤマニンエルプがいる。阪神JFは最後方でジッとして、直線だけで一気に追い込んで4着。この実績はここでは威張れるものだが、行くか追い込むか両極端な競馬でないと力を出しきれないところはあるのだろう。中山内1800mなら行ききってしまったほうがいいのかも。

Wild Risk激気性で脚をワーッと一気に使ってしまうのでほんとに乗り難しい馬で、それをテン乗りで後方でフワッと乗って一気に追い込んだミルコはさすがだったというべきですが、そんな馬なのであんまり鞍上をコロコロ変えるのもどうかと思いますね~

マローブルーは4角では2着馬の直後に取りついてこれを交わせなかったのですからまあ仕方なし、現状の力は出し切ったとみたいですが、このメンバーに入っても馬体は垢抜けてるしやはり素質は高いと思わされました(・∀・)

サリレモンドはダートの短距離馬を量産するSpeightstownの仔で、馬体や走りを見てもたしかに短距離型、なのに1800mで勝っているのだから能力はあるのかもしれない…と印は入れておいたんですが、後の祭りですが思い切ってここから入る手はあったかもですね~

Speightstownの自己主張の強さについては、下記エントリで書いてます

Gone WestとStorm Catと、Speightstownとブルズアイ
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/91d1b6182165a2952e782cc24d9507eb

コメント (13)
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金曜のボツ予想~なぜか似た配合のネオユニ2機に着地

2014-03-21 10:10:52 | 血統予想

汐留は難しいので軽やかにパスしようかと思ったんですが、人気もないので◎カグニザントで遊んでみるかと
現級勝ちが道悪の中山マイルで、ネオユニ×Gone West×デインヒルですから中山をパワーで捲る長めマイラーに出たのは順当、今の馬場は向くはずだし去勢効果にも期待

中スポは◎ヒルノクオリア
ネオユニ×フォーティ×Danzigならこれも阪神内1400m向きパワー型のイメージですが、デュランダル×ティンバー×Danzigでプレイアンドリアルが出たように「サンデー×ミスプロ」が伝えるしなやかさをナメてはいけない…というわけで、こちらは脚長でわりとストライドで走るので中京マイルはむしろ条件好転とみました

「No.1予想」ではフラワーCを、「馬券総合倶楽部」ではフラワーCと沈丁花賞を予想しています
どちらも◎が売れてないので楽しみです(・∀・)

コメント (27)
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