間寛平が人生で最もスベッたのは、紅白歌合戦の応援の時だったという。
間寛平は
女ホームレスをモチーフにした
「引きずり女」
でNHK紅白歌合戦に出演した。
間寛平の「引きずり女」は
女ホームレスが汚い長髪に空き缶を結び付けて引きずって歩くというものである。
司会の浅野ゆう子に
「紅組の応援の間寛平さんです!」
と紹介され、
空き缶を引きずりながら
「引きずり女でございます・・・」
と言い舞台に出た間寛平。
まったく受けなかった。会場が凍りついた。
舞台の上手から下手へ移動する時間が物凄く長く感じた。
空き缶のガラガラという音だけが響き渡った。