第1章 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍(現・インド太平洋軍)
2000年代 2
日本にはキャンプ座間に合衆国陸軍第9軍から改編された合衆国陸軍第9戦域陸軍地域コマンド司令部がおかれるものの、あとは補助部隊で太平洋陸軍の実戦部隊は置かれていなかった。
しかし、
特殊作戦軍
(United States Special OperationCOMmand U.S.SOCOM)
のもとにおかれる
合衆国陸軍第1特殊部隊群
(1stSFG、グリーン・ベレー、司令部:ワシントン州フォート・ルイス)
第1大隊
(沖縄県トリイ・ステイション)
が
日本に駐留する。
日本有事、日本周辺有事
で
合衆国陸軍の特殊部隊
は、
第1特殊部隊群第1大隊
の他に、
合衆国陸軍第1特殊部隊群作戦分遣隊D
(デルタ・フォース、400人、ノース・キャロライナ州フォート・ブラッグ)、
合衆国陸軍第1特殊部隊群第2大隊、
合衆国陸軍第1特殊部隊群第3大隊、
合衆国陸軍第19特殊部隊群
が投入される。
また、
特殊部隊では無いが
合衆国特殊作戦コマンド隷下
に
精鋭部隊である
合衆国陸軍第75レンジャー連隊
が
日本有事、日本周辺有事
において
特殊作戦に投入される。
合衆国陸軍特殊部隊群(グリーン・ベレー)
は
第1特殊部隊群、
第3特殊部隊群、
第5特殊部隊群、
第7特殊部隊群、
第10特殊部隊群
があり、
合衆国陸軍53万人の志願者から選び抜かれた
7500人の精鋭
で、
対テロ戦、対ゲリラ戦、心理戦、偵察、捕虜救出、爆撃誘導、敵重要防護施設破壊、敵基地破壊、敵装備破壊、直接行動(敵要人の暗殺、敵要人を拉致し尋問により情報収集)
など
あらゆる特殊作戦、
合衆国陸軍への協力者の獲得、協力者への軍事教育・軍事訓練、協力者による軍事作戦の指導、協力者による軍事作戦の指揮、
同盟国軍・友好国軍の指導、教育、訓練などを担当する。
合衆国陸軍の州兵にも
第19特殊部隊群、
第20特殊部隊群
というグリーン・ベレーがある。