東証村の夏草農場 株・植えてます

僕の株式投資は農業的。苗木(新興株)や老木(バリュー株)を植えて、大きく育つのを楽しく観察してます。

株式投資はゼロサムゲーム。

2014-10-13 18:18:30 | 日記

2014年10月13日(月)

理由が良く解からない中で世界中の株価が下落してますね。

いやーな雰囲気です。

日本株、もっと早く減らすべきだったかな。

でも、一喜一憂しないのが僕の方針だから下がっても別に気にしません。

本当は気になるけど、見なかった事にしよう。聞かなかった事にしよう。うん。

 

さて、今日はゼロサムゲームについて書きたいと思います。

昔も書いたかもしれませんが、自分がその事を忘れない為にもう一度書きます。

ゼロサムゲームって知ってますよね。

ゲームで勝った人のプラスと負けた人のマイナスを相殺すればゼロになるということです。

麻雀の場合、4人だから誰が勝って誰が負けたかすぐに解かるけど、

ゲームのメンバーが増えてくるとゼロサムゲームである事を忘れてしまうんです。

でも、忘れてはいけない事で、僕が最初に師匠に教えてもらった事のひとつです。

『必ずキャピタルゲイン(株式の譲渡益)とインカムゲイン(配当等)は分けて考えなさい。

キャピタルゲインは常にゼロサムであり、その事を忘れると自分を見失うよ。』

と教えてもらいキャピタルゲインはきっちりと記録に残してきました。

今になってブログに過去の収支を報告するにも過去17年間の実績を1円単位で把握してます。

(計算が合っているかどうか怪しいけどね。)

今月初めにアップした確定利益のグラフをもう一度アップします。

この17年間のキャピタルゲインをゼロサムゲーム的に考えると以下のようになります。

17年間の確定利益  14,234,399  ※キャピタルゲインのみ

支払った手数料     1,060,513

譲渡益税         1,876,012  ※2001年税制改正以前は売却価格の1.05%で計算

反対売買した人を1グループと考えれば、そのグループは反対売買により17,170,924円の

キャピタルロスを発生させて、加えて手数料分の損失も発生しています。

反対売買した人は損しようとして売買したはずがありません。

私が買った時、売った人は更に下がると思っていた訳です。

正反対の予想をしていた訳ですが、その根拠はたいていの場合は正解で間違ってはいません。

それなのに、なぜキャピタルロスを発生させたのか?

時間軸を横に取ると私の予想の方が正解の時間と反対売買した人が正解の時間があって

その時を待てなかっただけと思っています。

両方とも正解なのです。それを間違ってはいけません。

だれも間違った判断をしてはいないという事を肝に銘じていないと

今は絶対に買いだとか、絶対に売りだとか思って行動してしまうけど、

そんな思いは大抵あてになりません。

本当に1円であってもキャピタルゲインを得ることは大変な事です。

だから、簡単に損切りはしません。

1円でも良いからキャピタルゲインを得られるまで、その時が来るまで

じっと待ち続けて得る事が出来たキャピタルゲインが僕の確定利益です。

短期売買で利益を上げられる人は少数です。

300億円稼いだトレーダーの裏には、300億円のロスを出した人達がいる事を

決して忘れてはいけないと思います。

そんな世界で勝負することに反対は出来ませんが、戦場に向かう兵士を見送る気持ちです。

僕は、そんな戦場には向かいません。

臆病な小心者ですから。

にほんブログ村 株ブログ 株日記へ
にほんブログ村