日銀は、資金をジャブジャブにしているのに
どこへ行ってしまったんですかね?
僕の世代は、日本の家計は貯蓄率が高いという先入観が
あるのだけれど、今ではすっかり低貯蓄率の国に仲間入りしてます。
1975年には23.1%あった貯蓄率が、1980年手前に20%を切って、
2000年手前には10%を切り、今や2%ちょっとです。
ドイツ、フランス、イタリアでも10%近い貯蓄率を維持しているのに、
日本は、アメリカといい勝負になっています。
今のところ、政府がバンバン発行している国債の大半が
国内で消化されてるけど、
いつまで、この状態が維持出来るのやら。
60歳以上の世帯と、一部の優良企業に偏っているというか、
お金の流れが澱んでますよね。
心筋梗塞が恐い日本経済の心臓である金融株を
買い増ししている僕って、なかなかギャンブラーかな?
後5年や10年は、日本経済も大丈夫と信じて、
メガバンク株を買ってるけど、
働いている現役世代が、まともに貯金も出来ない世の中、
明るい未来は想像出来ないね。
問題は、お金を貯めまくっている一部優良日本企業が、
将来にわたって繁栄を続けられるかだと思ってます。
日本の人口が減って、ますます、国の元気と購買力が
無くなった後も、世界で今の地位を確保出来ているのか。
それとも、日本の国力と一緒に沈んでいくんですかね?
僕は、まだ日本企業の未来を信じているんですけどね。