こんにちは。 ゼン・インターナショナルの柴田です。
今日は、私のまわりで最近チョット話題になっている、2011年フランス・ワーキングホリデイビザの取得と航空券について、今日までに判ってきたことをご案内します。
フランスのワーキングホリデイビザの取得方法が2011年から変更となりました。 既にこのビザを取得したいと考えておられる方はお調べになっていてご存知の方も多いと思いますが、申請方法が変更となりました。
申請方法の最も大きな変更点は、従来は先ず予備申請がありまして、その後大使館から予備申請が終了した時点で本申請の期限を記載した案内が届くというシステムでした。
しかし、今年からは本申請の為に事前に面接・申請日を大使館に予約をして、その上で必要書類を全て揃えて申請に1回だけ行けばいいことになりました。
今回、私の会社のお客様がシステム変更後に初めて申請に行かれました。 その結果、私どもの今までの考え方を変えていかなくてはならない事態が発生してしました!
それは、従来ですと航空券は旅行会社が印鑑を捺印して、航空会社の予約番号が記載をされている予約確認書の提出で審査に入ることが出来たのですが、 今回の弊社の予約確認書では受理してもらえませんでした。
要するに航空券を既に発券して、電子航空券の控えを提出しなくてはならなくなりました。
しかし、この事実を知って、或る疑問が出てきました。 若し、航空券を発券しているのにビザの承認がおりなかったらどうするのだろう? 航空券が払い戻しが出来ない条件付航空券だったらどうなるのか?
しかし、よく考えてみると今回から申請の際にパスポートも一緒に提出することになりました。 パスポートを預かるということはビザの発給を前提にしていることですから、他の書類が基準を満たしていて、電子航空券控え、海外旅行保険も揃っていれば原則としてビザが発給してもらえるということだと思います。
次の問題として、そうなるとビザのコピー提出が航空券発券の前提となっているワーキングホリデイ用1年間有効特別航空券は利用できないことになってしまいます。 現在、ルフトハンザドイツ航空とブリティッシュ・エアウエイズの留学・ワーキングホリデイ用1年間有効航空券が特別に料金が安いこともあり、主にお客様にお勧めしておりますが、これからはこの航空券ではビザ申請に適さなくなってしまいます。
今後、私の会社では、フランスのワーホリビザの取得をされるお客様には、3月までのご出発でしたらスカンジナビア航空の1年間有効航空券¥106,000~、エバー航空¥109,000~などをお勧めします。
この料金は成田発着の料金ですので、名古屋、関西からのお客様は料金がもう少し高くなりますし、ご利用になれる航空会社の選択肢も少なくなってしまいます。
実は、名古屋(中部)発着は就航している航空会社の問題で1年間のお値打ちな航空券の選択肢がもともと少ないのです。 フランス大使館の条件をクリアできる航空会社はエバー航空¥90,000~が最もお安いのですが曜日がかなり限定されてしまい、使い勝手が悪い状況です。 後は毎日フライトがある大韓航空が少しお高いですが便利です。 スカンジナビア航空は名古屋⇔成田の接続運賃がありますが、帰国時の乗り継ぎに6時間も待たなくてはならず不便なのです。
関西は、先ほどのエバー航空がスケジュール良く就航していますので成田より少しお高く(¥129,000~)なりますがまだ良いほうです。大韓航空も関西からは便利です。 本当に悩ましいところです。
本来ですとエールフランスやKLMオランダ航空(24歳以下)、ルフトハンザドイツ航空(25歳以下)のユース運賃がお安くて便利なのですが、フランスのワーホリを希望されるお客様はこの年齢制限に適用できない方が多くいらっしゃいますので、多くの方はご利用いただけない状況なのです。
4月以降の航空運賃は未だ発表されていません。唯一、今週になってスイス・インターナショナル航空(チューリッヒ乗換え)が1年間の料金を発表しました。 1年間FIXの料金は¥74,000~、1年間有効で¥126,000~となっていますが1年間FIXは帰国便が変更できない上に、実際には航空券発券の時点で予約が入れられる最長の日付までとなりますので、厳密には1年間ではありません。 1年間有効が現実的な料金だと思います。
皆さんの費用面での悩みは当分続きそうですね。
☆長期用航空券についてのお問い合わせは、
電話: 03-5789-4727
メールアドレス: info2@zen-i.jp
ホームページ: http://www.zen-i.jp/pf_airfee/air_index.html こちらをご覧下さい
留学・ワーキングホリデイ・長期滞在用航空券専門店です。
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