質問者:ハイル禅師 語録の読者は前世が武士だった人が
大半だと言われた根拠は何でしょうか?
私:上級武士の人達は当時でも一定の水準の学問を身に着けて
おり読解力に優れた才能などを現世にも持ち越しております
武士だった人達はさらに前世では騎士であった場合もありますが
こういう人達は善悪に関わらず宗教思想に関わりがあった
共通点などもある
更に武士や騎士であった人達は時代の流れで劫を積んでしまい
現世でもあらゆるところで不幸事が多いが潔さも身に着けており
真面目に改心して宗教などで徳積みに素直に励まれる人もいる
要するに頭が良くて劫が重いが理解力が優れており
間違った部分を真摯に修正していく努力と信念を持った人が多い
一方前世が農民で現世では幸福な人達は学識も浅く過酷な
苦労もない為 私の語録を一瞥して嘲笑う人が多い傾向にある
人間とは一定の辛酸や苦難を味遭わないと脱皮できないゆえに
沢山の徳を積んだ有名な僧侶が次は戦国大名に転生して
沢山の劫も積まされる
神仏レベルになる人達は基本的に ①巨大な徳を積む
②巨大な劫も積む の双方の体験が必ずあります
普通の人達は徳を少し積んで劫も中ぐらい積む感じでどちらも
中途半端だが武士は劫が重い分悟りも得られやすいのである
その、“何でも、その心の目で物事を見る”という事。】